開けてると、来る

報道によると

もう大型連休始まってるんだとか

ぶっちゃけ5月7、8日も休みで

11日から復活という会社もあるとか

うちはカレンダー通りで

しかも5月2日の土曜も営業

敵はコロナというより

現実に対する社長の歪んだ認識だな

 

さて

いつも月末は

銀行に用があるが

コロナの影響で営業さんが来れない

というわけで

こちらから出向く

昼休みのついでに行ってみたら

ドアが閉まってる?

よく見ると

11時半から12時半までは業務中断とのこと

先に昼ごはん食べて

再びトライ

ドアも開いてるので

いつもの二階へ向かおうとするも

こんどは階段封鎖

どうなってんだ?と思ったら

これまたコロナの影響で

全ての業務を一階窓口で受け付けております

という事で書類提出

後ろでお待ち下さい、と言われて振り向くと

いつものソファがなく

まるでお仕置き部屋のように

間隔を空けて

椅子が一脚ずつ置いてある

なかなかに

気合いの入った

コロナシフトでした

お客さんも少なかったし

 

晩ごはん食べながら

ニュースを見ていたら

東京都内の

とある銀行の支店長が

「不要不急の客が多すぎる」と

苦悶の表情を浮かべていた

なんでも

ステイホームで家の整理など行い

古い通帳を発見して

使えるようにしてくれと

持参したりする客が後を絶たないらしい

なんとなく

想像できる

古い通帳を発見することによって

銀行に行くという

「用事」ができたつもりに

なってしまう人の気持ちが

「いや、ステイホームなんだけど

ほら、通帳が出てきちゃって」

そして銀行は営業している

 

開けてると来ちゃうから

ということでは

連休に備えて各地の観光地も

続々閉鎖

更には

見頃のチューリップを摘んだり

バラの蕾を刈り取ったり

そうしないと来ちゃうから

なんかこう

人間の業の深さを

しみじみ感じる