ヘッドホン

友人につきあって某家電量販店、ヘッドホン売り場へ。

iPodは付属のイヤホンで聞いてたので、

ヘッドホン市場には全く疎く、

その充実ぶりに驚愕。

手持ち音源で視聴もできるなんて知らなかった。

ここはひとつ、お高いのをいってみましょう。

私は重低音は皮膚、体毛、ヒゲ(あれば)等、身体で聞くものだと思ってるので、

ヘッドホンでは中高音の繊細さを重視。

BOSE 三万円台

なかなかいい感じの響き。

次、更にお高いの。

JVC ほぼ七万円。

振動版が木製だとか書いてあるけど、技術的な問題よくわからず。

せっかくだからクラシックを聴いてみる。

ラヴェルクープランの墓」ピアノ版より「プレリュード」

おお、粒立ちが違う!なんか「美味しんぼ」的な事を言いたくなる音。

次、オーケストラはどうかね。

チェリビダッケ指揮の「シェヘラザード」。

出だしの金管からもう半端ない臨場感。

今度はトリップ感のある曲を。

スティーブ・ライヒ「沙漠の音楽」ファーストムーブメント。

これはすごい。三百六十度沙漠で蜃気楼を見ているような、あっち側に連れてかれる感。

きりがないのでやめました。

こんなの聴いてしまったら五千円のヘッドホンとか無理だわ

だからって七万も出せないが。

 

というわけで久々に「沙漠の音楽」を全曲聞きたくなったけど、

アナログ盤しか持ってない。

プレーヤーはとっくの昔に処分。

色々と不完全燃焼。