これが適性

免許の更新

今ちょっと休みがとりにくく

朝イチで日曜の受付にトライ

受付開始時間に行ってみたら

もうすでに長蛇の列

通知ハガキにはたしかに

「混雑状況をみて受付時間を早めることがあります」

とは書いてあるけど

ここまでとは思ってなかったよ

とにかく並ぶ

最初の窓口までたどり着くのに

一時間以上

でもみんな

黙々と並んでる

イラついた素振りの人もなし

粛々と列は進む

実はこれこそが

運転者として最大の適性かもしれん

 

所要二時間半で解放

長いんだか短いんだか

それにしても

いっぱい人がいた

女性はけっこうよそ行きの服なんだけど

男性の大半はかなりの普段着

平日に来たときは

ここまでじゃなかった気がする

日曜マジック?

 

 

 

 

 

まだ防衛してた

実家エリアのローカル局

ウルトラセブン」を再放送してる

うっかり見ちゃったよ

まだ地球は守られていた

毒蝮三太夫

「ババア」封印で真面目に防衛

しかしあそこの組織は

キリヤマ隊長の上にまだ人がいて

制服も違ってて

かなりデカそう

 

私は子供の頃、怪獣図鑑が愛読書で

就学前に「怪獣」という漢字を書いていた

重症患者だけれど

あの手の本に基地の図面はあれど

組織の構造は説明されていない

上の人と現場

色々あるのかな

 

ところで

人それぞれ好きな怪獣などいるでしょうが

苦手な怪獣というのもいて

私は「電送人間」と「ゴースト星人」

どっちも血管が浮き出てるとこがコワい

前者は映画で

後者は「キャプテンウルトラ」に出てた

なんせビジュアルが恐ろしいので

その写真を見ないように

見ないように

折込のブックレットなので

折り方を変えてみたり

色々努力した

ちなみに好きな怪獣は

セブンのカプセル怪獣たち

「何のために出て来た!」というほど弱い

特にアギラはレアですね

西遊記」で馬が少しだけ活躍した回のような

ドキドキ感がある

そう、あの馬はただの馬ではなく

龍が化けているのだ

そういった

隠れキャラみたいなものが

気になる性分

 

 

こんな事でいいのか

猫のいる店で食事

猫カフェではなく

看板猫がうろうろ

近くのテーブルのお姉さん二人は

かなりの猫好きらしく

「かわいーい!」

「慣れてるよねー!」

「尻尾ながーい!」

黄色い悲鳴を連発

写真とりまくり

猫が店のオーナーさんにつかまり立ちしたら

「立ってるーーー!」

その騒ぎを聞くうち

私の中にどす黒い感情が湧き上がる

いいのか、こんな事で

こんな簡単な事で

耳が三角だとか

ヒゲが生えてるとか

足の裏に肉球があるとか

そんなささやかな理由で

この動物を

そこまで過大評価していいのか

・・・

いいんです

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「ゴースト・ボーイ」

マーティン・ピストリウス著「ゴースト・ボーイ」PHP

 

長年にわたって植物状態だった少年が

徐々に意識を取り戻す

しかし身体は思う通りに動かず

言葉も出てこない

周りの人々もその事に気づかない

しかし一人の注意深い女性によって

彼はその孤絶した状態から救い出され

パソコンを介した意思伝達という

世界との接点を手に入れ

人生の伴侶と出会う

とても珍しく、貴重な体験談

 

これを読むと

意識がないと思われている人でも

やっぱり色々と判ってるんじゃないかと

そんな気持ちにさせられる

実際に彼は

介護にあたる人々の声や目、触れ方といった

些細な情報から

相手の感情を正確に察知していた

しかし回復が進み

他者とのコミュニケーションが可能になると

自分が発信するという行為に力をさくため

かつてのずば抜けた感受性は失われてしまう

もしかすると健常者である我々も

受け止める、という事に百パーセント集中すれば

人の心の内が読めるのかもしれない

でもそれは

とても恐ろしい事でもある

怒りだとか

軽蔑だとか

知りたくない事も

知らなくてはならない

だからやっぱり

人間関係のアンテナは

感度50パーセント

たまに受信不能ぐらいが

いいのかもしれない

 

 

 

 

 

シンデレラ?

近所のスーパーへ行く途中

歩道にスニーカーが片方ずつ

少し距離をおいて落ちてた

舞踏会帰りのシンデレラではなく

五、六歳男児と推定

自転車の後ろで揺られながら脱いだか

気づいたお母さんの

「あんたなんで靴!靴はいてないの~っ!!」という

悲鳴が聞こえてきそうな状況

 

約三十分後の帰り道

スニーカーははなくなっていて

回収された模様

男児にありがちな

「一体何を考えてるんだ」的な案件でした

 

散歩待ち

通勤ルートに住んでる

柴より一回り大きいほどの

いい感じの和犬雑種

飼い主はおばあさん

どうも病院通いとかの理由で

朝の散歩に行けない日があるらしい

でも大丈夫

そんな時は

近所のおじいさんが

自分ちの柴と一緒に

散歩に連れて行ってくれる

 

おじいさんが来る日

雑種くんは道路まで出て

耳をぴんと立て

じっと待っている

その格好はまるでスフィンクス

微動だにせず

 

氷河期終了

冷凍食品をほとんど食べないので

冷凍庫も夏以外はあまり使わない

気がつくと

とんでもない量の霜が!

いやこれはまさに氷河

いかんいかん

来るべき夏に向けて霜取り

しかし半端な量ではないので

電源を切ったところで

そう簡単には融けず

今週は日曜しか休みがないのに困るよ

自分に言い訳

裏技として

ドライヤー登場

地球に優しくない霜取り開始

けっこう短時間で岩盤崩落

氷塊は流しにぶちこむ

クロマニヨン人の死体でも出てきそうな分厚さ

そして

冷凍庫こんなに広かったんだ!

というわけで

冷凍さぬきうどんを買ってきた

散財