ここでうがいを

色々と心配な

コロナウイルス

ニュースを見るたびに

また増えてるよ!

これがオリンピックの金メダルならねえ

などと

意味不明なことも思うが

週末

友達との約束があり

大阪は日本橋

そして黒門市場

少し歩く

京都の錦市場は空いてると

そんな噂を聞いたが

どっこい黒門市場

賑わってます

中国語も盛んに聞こえてくるし

とはいえ

台湾の人なのかもしれんが

広東語も混じってるので

香港の人もいるだろうが

ともあれ

「閑散」とは程遠い状態

某ドラッグストアでは

声高に中国語で呼び込みをし

某薬局には

「マスクしてない人は入店しないでください」と

中国語で書いてある

 

さて我々はその後

国立文楽劇場にて

宮崎は椎葉村の不土野神楽を鑑賞

昔ながらの

素朴な味わいのある神楽

石見神楽ほど

今時に対応していないので

インパクトというか

外連味は薄いんだけど

それだけに

あー最初はこういうもんだったんだなと

ほのぼの思う

 

終演後

ロビーを歩いていると

爺さまがウオータークーラーで水を飲んでいる

と思ったら

音も高らかに

うがいをしているではありませんか

その目の前には

「ここでうがいをしないでください」と

大書された貼り紙が・・・

爺さまよ、何故?

問いかける方が無駄である

彼にとって喫緊の問題は

コロナウイルスなのである

 

二、三年前の夏

とある展覧会に行ったら

これまた爺さまが

飲食禁止にも拘らず

堂々とペットボトルのお茶を飲んでいた

係員が注意すると

「あんたねえ

この暑さでお茶を飲むなと言うんですか?

倒れたらどうしてくれるんですか?」

思い切り逆切れ

まあねえ

倒れられても困るだろうが

だからこそ

「目につかない場所で」

という抜け道があるのだが

とりあえず

爺さまという生き物は

なんでも堂々とやる

 

 

 

 

漏れてるし聴いてるし

こないだ名古屋行ったとこ

そんな気がしてたが

あっという間に

イエモン@京セラドーム

いやいや

そうあっという間でもなかった

おまけに世間は新型肺炎

人混みには気をつけろ!

的な空気の中で五万人大集合

とりあえずマスク装着して会場へ

あ~サルも来てるわ

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早めに着いたし

天気も良いので

会場周辺を徘徊

すると

リハの音が漏れてるし

どれどれ

ふんふん

そうか、あの曲を・・・

あの新曲もやんのか

などと

これをネタバレと言うのでしょうか

しかもワンコーラスだけやって止めたり

却って臨場感あるなあ

いいもの聴きました

 

それはそれとして(©鈴木大拙

お茶などして時間をつぶし

いざ入場

今回はスタンドの下の方で

「折れたバットやファウルボールに気をつけろ!」的な三塁側

センターステージにも近く

ナゴヤドームほどではないが

これも良い席

今日は時間がないからざっくり書くと

吉井さんの喉の調子は

後半ちょっと危なかったか?

ヒーセ、エマ、アニーは安定、安心

あと鶴ちゃんもな

ヒーセのアニマル柄ジャケットが半端なく

エマちゃんはいつも通りセクスィー

吉井さんは緑のジャケットに赤いパンツという

遅れてやってきたクリスマスカラーだったが

これが決まってるのよねえ

最初いきなり

マーチングバンドなど出てきて

どうしたどうしたと

思ったが

これもなかなかよかった

今回のセトリで嬉しかったのは

Four Seasons

Moonlight Drive

ですかね

あと Sweet & Sweet

久々にロザーナもよかった

球根はやっぱりイントロが圧巻で

菊地兄弟の面目躍如ってえ感じか

そしてJAMはこれまた

聴き入ってしまう

なんだ

全部いいじゃーないの

そして最後は

まだ知らない人も多い新曲

未来はみないで

私はまだ三回しか聴いたことなかったが

初めて聴いた時

サビが、サビがなんかに似てるよ~、と

非常に悩んだ末に思い出した

懐メロ的洋楽 Sky High

吉井さん・・・世代って奴ですかね

潜在意識に食い込んでるのかな

しかし本日

ライブで聴いてみると

いい曲じゃないか

ギターソロとかも良かったし

この曲はまだまだ育つ

今日初めて聴いて

何じゃこりゃ、の人は多かったと思うけど

先が楽しみだわ

というわけで

新型肺炎どこ吹く風で

盛り上がった大阪の一日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

品薄らしい

なんか大変な騒ぎとなった新型肺炎

先週、京都のど真ん中

四条河原町あたりに出かけたが

なるほど

マスク姿の人は多い

そして中国から来たとおぼしき人の

マスク着用率は

ほぼ100%である

ちなみに私はしてない派

手持ちマスク数が限られているので

そうそう使っておれん

なので

「え、マスクしないの?」と

眉をひそめられそうな場所でのみ使用するために

出し惜しみしている

そんな話を友人にしていたら

「私はSARSの時に買ったマスク使ってる」

との事で

物持ちがよいのである

その限りあるマスクは

四条に行った前日に

京都市内のドラッグストアで購入

その店では

マスクの棚が空っぽ

という事はなかったが

「お一人さま二つまで」という貼り紙がしてあり

私は少し迷ってから

安い方を買ったのである

ちなみに色はピンク

この際だ、色はつべこべ言えん

医療関係で働いてる友人によると

「ふだん注文すると白いマスクなのに

今回は水色とピンクが届いた

きっと売れてない奴を放出してるんだろう」と

いいんです

何でも放出して下さい

 

ところで

マスク姿の子供も多いが

こないだ見かけた

修学旅行らしい子供グループ

二人ほど「あごマスク」だった

やっぱ鬱陶しくて

ついつい外しちゃうんだろうが

お母さん!

お宅のお子さん、あごマスクですよ!と

告げ口したくなる

そして今

何より心配なのが

11日のイエモン@京セラドームだよ

まさか中止にはならんだろうが

みんなマスクだろうな~

あー色々と気になる

 

 

 

 

 

 

 

猫・・・なのか?

見て来たよ

映画版「CATS」

予告を見る限り

行かなくてもいいかも

と思っていたが

友達と会うついでに劇場へ

実はその昔

舞台は見たことある

しかし海外だったので

英語だったので

なんか謎だった部分もあり

その辺の解明もできれば

 

で、映画版

もう今じゃ当たり前の

CG天国

これにより

猫の毛並み、耳と尻尾の動き、ヒゲ

全てがリアルに表現され

ああ~本物の猫・・・

と思うには若干微妙で

「なんか猫っぽい別の生き物」

という領域に到達

そういう惑星の住人、と言われたら

やはり、と思う「アバター」レベルである

たぶん私は

頭に紙製の耳をくっつけ

鼻の頭を黒く塗り

頬にヒゲをマジックで描いた

その程度で

「これは猫です」と

事前のお約束さえあれば

「猫だ」と信じられる方

義経千本桜」の狐忠信や

ベジャールの「くるみ割り人形」の黒猫

彼らの見た目がもろに人類でも

お約束さえあれば

大丈夫なのである

 

まあしかし

ヴィクトリアは

子猫ってこういう顔するよな~

というシーン満載で

申し分なく可愛かったし

他の猫さんたちも

それぞれに魅力的だったし

十分に堪能いたしました

ただ少し

背景のリアルさと

実寸に合わせて縮小された猫が

もひとつ噛み合ってない感じで

特に線路を行進するシーンとかは

妙に画面が寂しかった

たしか「アンナ・カレーニナ」(ジュード・ロウの出てたやつ)で

汽車やなんかが

わざと模型っぽくされてた

あれをパクッてほしかった

 

もちろん音楽は素晴らしいので

結局、後になって

気がつくと「メモリー」とか

頭の中で回ってたりするのである

 

 

 

 

 

君は職場でアレを採れるか?

年に一度の健康診断

大きな会社だと職場に検診車が来るし

中小だと仕事のある日に

半日病院行ったりするが

うちは違う

貴重な休み

土曜に予約を入れられるのだ

何が嬉しくて

休みの日に早起きして

健康診断よ

 

さて

何より憂鬱なのは胃カメラだが

私にとっての難関は

検便なのである

Xデー、九時までの四十八時間で

二回採取って

皆さまはどうか知らんが

けっこう難しい

というか

そのプレッシャーによって

出るものも出ない

ような気がする

さらに

家でゆっくりできればいいが

万が一職場で催した場合

悠長に検体を採取できるであろうか

・・・

あたしゃ無理だね

その場合はせっかくの好機だが

流す

ていうか

うちの職場のトイレ

男女兼用なんだもの

無理無理無理

百歩譲って

女子トイレだったとして

できるかな~

トライしたところで

誰かに勘づかれ

「検便採ってた女」とか

噂になったら怖いねえ

 

ところで

自宅で

時間の余裕もあるときに

せっかく出たブツが

あと少しというタイミングで

水没してしまった事はありませんか

私はこれを「タイタニック現象」と呼ぶ

あの豪華客船ではなく

ディカプリオを思い出すのです

たまに起こる悲劇

セリーヌ・ディオンの歌声も聞こえる

 

とりあえず今年は

提出できたよ

 

 

飲むヨーグルトを最後まで

首が痛い

というのも

ちょっとお高い

飲むヨーグルトが原因

 

この飲むヨーグルト

紙パックじゃなくて

プラ容器に150ccほど

入ってるタイプの奴

甘くないのも好きだが

本日は

こんなの飲んでたら人間が駄目になる!

と思うほど甘くて濃厚なタイプ

しかもお高いときてるから

スーパーで値引きされてる時しか買わない

それを風呂上りに

ああ至福のひと時

濃厚なので

よく振らないと

上の方にクリーム成分が固まるんだけど

これが美味いんだよ!

なので振らずにそのまま

飲みつつ舐める、的に味わう

・・・・

しかし何事にも終わりの時はある

飲むヨーグルトとて例外ではない

ただ

その「終わり」がいつなのか

なんか微妙なのよ

濃厚なだけに

一気に出尽くさない

終わりが後ひくというか

どんだけリフレイン、的に引っ張る

しかし適当に切り上げるのも

非常に惜しい

というわけで

ひたすら上を向いて

最後の一滴まで

流れ落ちるのを待つのである

猫に使用済みコーヒーフレッシュ容器を与えると

親の仇のように舐めつくすが

まさにそんな感じで

天を見上げて

ああまだ落ちてくるよ、と

待ち続けるのである

いやもう諦めろ

そこまでして飲むもんじゃない

いっそ牛乳入れて薄めて飲めば?

もう一人の自分が

散々突っ込みを入れるが

いやいいんです

待ちますから

上向きすぎて首が痛い

でもほぼ飲みつくしたと思う

牛さんありがとう

 

 

 

イン・ハー・シューズ歴史版

AさんとBさんの間で起きた事について

Aさんが語ることと

Bさんが語ることが

ずいぶん違う

いわゆる「見解の相違」という奴だが

AさんとBさんが個人ではなく

「民族」であった場合

話のスケールはかなり大きくなる

しかもAさんの声がやたらとデカく

Bさんの声はあまり通りがよくなかったとしたら

三者はなんとなく

Aさんの話だけに耳を傾けてしまいそうだ

というわけで

楊海英「逆転の大中国史 ユーラシアの視点から」文藝春秋

この本は世間一般に言われる

「中国の歴史」を

モンゴルはオルドス出身の著者が

漢民族以外の民族を主軸として語ったもの

 

中国、と聞くと反射的に

「四千年」や「悠久の歴史」

という言葉が浮かんでくるが

 

始皇帝の秦

楊貴妃の唐

成吉思汗の元

西太妃の清

これらの国を支配していた民族は?

という事になると

漢民族ばかりじゃないんだわ

そう、現在の中華人民共和国である

東ユーラシア一帯は

さまざまな民族が覇を競った土地であり

その歴史を「中国史」と

ざっくり言うのに

待ったをかけたのが本書である

ここはひとつ

漢民族中心の歴史観をひっくり返し

現在の中国では脇役の感が強い

遊牧民族を中心に据えた視点から

歴史をおさらいしてみよう

 

なるほどね~

言われてみると

この見方はなかなかに面白く

なんとなく「中国」だと思っていたエリアが

実はそうでもなさそうだとか

そっちから見ると

そういう史観なのかと

いわば歴史版イン・ハー・シューズ

どれが正しいという問題は置いといて

物事というのはやはり

いろんな角度から見るのが良いですね

これを読んで

数年前に読んだ姜戎の「神なるオオカミ」(講談社)を思い出した

こちらは文革期を内蒙古で過ごした

漢民族の青年の物語

未体験ゾーンの遊牧生活を語りつつ

狼をキーワードに

遊牧民の歴史と文化について考察した本

これまた

あっち側からの視点が新鮮なのである