ちょっと放心状態

まさかの

まさかの

ジェイソンが平昌に行けない

この四年間

あんなに頑張って来たのによう

絶対に行くと期待して

というか

思い込んできた私

ショックです

今シーズン

前半は調子良さそうに感じてたんだけど

ジャンプがどうもうまくいかず

その結果成績も上がらず

何だか悪循環になっている気が

これがパフォーマンスアートなら

四回転云々の技術的なものとは別に

ジェイソンの滑りというものが評価されるだろうに

やはりフィギュアはスポーツ

そこは分けて考えないと

とは思うんですけどね

残念すぎる

もちろん本人が一番辛かろう

代わりに私が自暴自棄になりそうだけど

 

でもまだシーズンは終わっていないし

まだ四年後もあるし

人生山あり谷あり

色々考えてもよし

自分にとってベストな気持ちで

次の一歩を踏み出してほしい

 

それにしても平昌五輪

日本女子は樋口さん推しだったのも含め

なんか寂しいわ

 

 

 

 

 

今年の日展

日展を見てきた

ほぼ毎年、京都での展示を見てるけど

いつも会場の京都市美術館

現在改装中とかいうことで

美術館の別館とか

みやこめっせとかに

各ジャンルで分散して展示

 

はっきり言いましょう

会場狭すぎ

彫刻なんかは

部屋に一歩足を踏み入れた瞬間

強制収容所?!」とおののくほど

びっちりと作品が並んでいて

なんかねえ

自称「セレブ」なタレントの

豪邸拝見にも似た

狭いわ天井低いわの空間に

お宝をありったけ詰め込むことで生まれる

チープ感とでも言うべきものが充満

次回は

また広いところでお願いします

 

 

 

 

勝手にニューイヤーコンサート

昨夜ふと思い立ち

ワーグナーの「ワルキューレの騎行」は

どれほどのテンポがよろしいか

聞き比べようとYouTube

何となく

ショルティあたりがスタンダードではないかと思ったが

同じショルティでも

1957年と1965年の録音で全然違うというか

57年はちょっと速すぎ

ともあれ

 比較できる音源が少なすぎて結論出ず

 で

あれこれと動画を見るうち

ベルリンフィルのデジタルコンサートホールという

サイトにたどり着く

ここはベルリンフィルの持っている豊富な音源を

ネット経由で聴き放題という

お宝サイト(ユーロ建て 月額約二千円、他にもプランあり)

コンサートのライブ配信もある

ただし時差もあるので

たいがい日本時間三時開演とか、そんな時間

かなりそそる

しかし実際に登録したとして

そんなに聴くかなあ…

  今は正月休みだからいいけど

ということでちょっと保留

 

さて、ベルリンフィルのサイトでは

バーンスタインの「ウエストサイドストーリー」から

「マンボ」が聴ける

あーノリノリだねえ

じゃあ別のオーケストラのも聴いてみようと

なにげにチェックした

ドゥダメル指揮の

シモン・ボリバル・ユースオーケストラ版「マンボ」

何じゃこりゃ

ノリノリな上にキレッキレ

ニューイヤーコンサートなせいか

観客席もノリノリ

さあ皆さんで

「マンボ!」の掛け声も高らかに

ラテンな国のラテンな音楽はほぼ狂乱状態

楽しかった

そして改めて

ベルリンフィルの観客はなぜ

この曲をじっと座って聴いていられるのかと

疑問に思う

私はというと

深夜にも拘らず

 「マンボ!」

誰も見てないしな

 

それにしてもこの曲を聴くと

勝手に思い出す

ひょっこりひょうたん島」や

悟空の大冒険」といった

宇野誠一郎作品

一休さん」も忘れるな!

パクったとは言わないが

バーンスタインの影響計り知れず

実のところ

宇野作品を先に聴いてるから

バーンスタイン

「似てるねえ」と思ってしまう

でもこの年代の子供番組

冨田勲を始めとして

いい仕事が多いよなあ

 

 

 

「スターウォーズ 最後のジェダイ」

正月だし、レディースデーだし

というわけで映画館

スターウォーズ 最後のジェダイ

従来のエピソードは

全て劇場で見ております

世間の常識からいうと立派にSWファンな私

余分な前情報は一切遮断というか

予習する暇などなかったので

なーんも期待せずに劇場へ

楽しめました

というかもう

タイトルが出て

あのテーマ曲が鳴り響いた途端に

あっちの世界へ行くのです

前作は2Dで見たことをちょっと後悔していて

今回は3Dで見るよ~

そう思っていたら

2Dしかなかったわ

つまり

かなりの割合で人間ドラマだった

もちろんお約束のドンパチもてんこ盛り

しかしふとした瞬間に

これが全くの絵空事ではなく

現実に起こりかない

そういう懸念が湧き上がるのが

2018年の現実

そして数々の「そうくるか」な展開

世の中、あれが片付いたからって

これも片付くほど簡単じゃないんだねえ

 

SWの魅力といえば

数々の異星人とクリーチャーですが

今回はやはり

ルークが隠居してる島にいた

ペンギンみたいなポーグですね

丸焼きにされた仲間を食べようとするチューバッカに

うるうるの瞳攻撃

しかしチューバッカよ

殺した獲物は食べんと成仏せんぞ

あと、クリスタルのような結晶に身を包んだ

北極キツネ的な生き物も可愛かった

 

そして物故者も数名

あの人もあの人も

特にアクバー提督

ナレ死に近いような

あっさりした最期

長い間お疲れさまでした

そして現実の世界では

レイア姫ことキャリー・フィッシャー

次作どうなるんだろうなあ

 

見終わってから

あらためてネット上での評価など見たけど

ローズの評判が悪いんだわ

まあ確かにアイドル的な容貌ではない

しかし彼女を「中国人」と呼んだ人は

何を根拠にしているのか

名前からすればローズ役の女優はベトナム系と思われるけど

そもそもSWの作品世界に「中国」はおろか

「アメリカ」も「日本」もない

不思議なことです

 

ところで元旦

BSでスピルバーグの「JAWS」を放送していて

久々に見ると面白いのなんの

台詞に頼らない映像

たたみかける展開

映画の醍醐味はこれだな~

そして連鎖反応的に

「ピラニア」という馬鹿映画を思い出してしまう

馬鹿映画と呼びましたが

全身全霊をかけて馬鹿に打ち込んだ

立派な映画

お姉ちゃんたちによる「濡れたTシャツコンテスト」という

どうしようもないイベントが開催されている湖

その水面下では

新種のキラーフィッシュがうようよ、という

21世紀の「JAWS」というか

「JAWS」へのこじらせたオマージュで

70年代に「JAWS」人気に乗っかって作られた

パニックムービーのリメイク

作品冒頭いきなり

「JAWS」で生き延びたリチャード・ドレイファス

最初の犠牲者に!

あとはもうとにかくピラニアが暴れまくり

もう誰も生き残らないのでは?とすら思わせる

永井豪的展開

見てしまった私も私だな

DVDだけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レベレーション(啓示)3」

早いものでもう大晦日

この一週間は本当に疲れたぜぇ

もう冬休みで通勤電車もガラガラなのに

28日大掃除(イエモンの「メカラ・ウロコ」も参加できない)

さらに29日も「残務整理」の日として

フルに仕事

そして最後の週は

連日1-2時間のサービス残業

毎年こんな感じです

ああ誰か助けに来て

というわけで

山岸凉子「レベレーション(啓示)3」(講談社

かの有名なジャンヌ・ダルクの話

時は十五世紀のフランス

十七歳だった彼女は神の啓示を受け

英国軍に包囲されたオルレアンを解放に向かった

1,2巻は農家の娘だったジャンヌが

どのようにして兵を率いるに至ったかという

準備段階だったので

ゆったりした展開だったけど

3巻はいよいよオルレアン解放戦

彼女の神懸った活躍が描かれる

いつも思うのだけれど

山岸凉子の描く

霊感というか

非現実の世界は

現実よりも更にリアルな手ごたえがあって

きっとこの人はこのように物事を感じることが

これまでに何度もあったんじゃないだろうか

信じるとはどういう事か

心の持ちようが人にどういう力を与えるのか

考えさせられる内容

ジャンヌもいいですけど

ニヒリストのアランソン公もいいね

更に冷静な大人の女性、ヨランドの存在も

ほどよい緊張感を与えております

まあしかし

この大勝利の後に何が待っているのか

史実は明らかなものの

どう描かれるのか

また気になる

 

これを読んでしみじみ思い出したのは

日出処の天子」での

蘇我と物部の闘い

厩戸王子も神懸ってたね~

こっちは生まれつきですが

更にジャンヌと同じく

「うぬが命尽きたぞ」って台詞を…

(ジャンヌは「お前の命は尽きた!」)

とりあえず正月休みなので

「レベレーション」を最初から

読み返すとするか

 

 

 

年賀状というタイムマシン

あーようやくできた

年賀状

新年のていで

年末にガーッと書いてるという

いつもの事ながら

不思議なもんです

そこだけ来年という未来へ

タイムマシン移動

 

義務感で書くのも

面白くないので

勝手に自分の

「工作したい欲」を満たす場にしている

今回は何となく

画像石の拓本っぽいものを

というわけで

犬の絵をパクり

使い捨てカイロの箱で

版画的なものを作成

これに半紙をのせ

上からパステルでこすると

段ボールの凹凸のおかげで

拓本らしい仕上がりに

黒と赤の二種類作って

スキャンして

あとは「筆ぐるめ」で適当に加工

できました

材料は安いんだけど

結局のところ

プリンタのインクカートリッジ

高いよなあ…

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年末の日曜日

年末の日曜日

実際には来週あと一回あるけど

そちらは大晦日なので

また別の感覚

どうしてだか

インドネシア津波の事を思い出す

2004年12月26日の

スマトラ島沖地震ですね

日付は違うのになぜだろう

と思って調べたら

その日は日曜だった

それでか

あれは本当に大惨事だった

日本はこんなに穏やかな日曜なのに

そう思いながらテレビを見ていた記憶がよみがえる

 

当時働いてた会社の社長はオランダ人で

彼はちょうどその時タイのプーケットにいたらしい

しかし職場がクリスマス休暇に入ってたので

社長の動静など知る由もなし

年が明けて出社してから

「いやー本当に大変だった」

というメールが来て

驚いたのなんの

滞在先にも津波が押し寄せたものの

幸い避難してみんな無事だったとの事

添付されてきた瓦礫の写真に

自然の力の恐ろしさを実感

しかし社長は

なかなかにハイパーアクティブでハイテンションな人物

「でも、俺もう元気だから!!」

という具合に最後はフルスロットル

ざっくりしすぎじゃ

私ならそんな経験

軽く半年は引きずるに違いない

 

そんなこんなで

あれからもう13年

犠牲者の皆さん

安らかに

一足早く、祈らせていただきます