「ボヘミアン・ラプソディ」

封切を心待ちにする映画が

滅多にない今日このごろ

あ?やってた?で

結局見なかったりな

しかし久々に出ましたよ

ボヘミアン・ラプソディ

言わずと知れた

クイーンの伝記映画

というか

ほぼ、フレディ・マーキュリー

よくまあこんな役者を・・・と

驚くほどの完コピで

顔や髪型ならまだしも

僧帽筋まで似てるという徹底ぶり

そしてあの

独特の身のこなし

いきなり70年代イギリスから始まり

あ~タイムマシンに乗って

あのライブハウスに行きてえ~

時代が熱いぜ!

そして生まれた数々の名曲エピソード

バンドは快進撃を続けるも

フレディの孤独は深い

とことん深い

だって独特すぎるから

いやもうはっきり言って、いびつ

いびつだからこその、魅力

人は群がってくる

でも彼が本当に求めるものは

遠ざかる

そして最後にたどり着いのは

やっぱりと言うべきか

「青い鳥」のいる場所だった

あたしゃ三回ぐらい

涙腺崩壊したよ

 

あっという間の135分

ラストのライヴ・エイドのパフォーマンスは圧巻

そして思うのだ

そういやあの頃

世界はここまでバラバラじゃなかった

あの一体感はどこへ消えたのか?

しかしよく考えると

あれはあくまで

「西側」の一体感で

当時は「東側」が仮想敵として存在し

イスラム社会は意識の片隅にあるか、ないか

今、ネットで全世界がつながっているのに

途方もなく細分化されたように感じる

 

さて

この映画はやっぱりサウンド命なので

ドルビーアトモスで百円増しでも

文句は言うまい

フレディの飼ってる猫の

ゴロゴロ音まで堪能できます

いいよな~フレディの声は

というか

使い方によっては凶器

私はある時

夜中にヘッドホンで「ボヘミアン・ラプソディ」を聞いてて

「thrown it all away」のところで

本当にやっちまったような

後悔の念に襲われたのである

危ない危ない

理性が弱ってる時間帯には

取扱注意

 

ところで劇中いきなり

壁に飾られた

金閣寺のお札が目に入り

気になって仕方なかったんだけど

フレディ、本当に持ってたのかな

金閣寺はもちろん

行ったことあるとは思うが