燃えてないけど薪能

薪能を見てきた

といっても

会場は京都駅ビルの大階段

なので篝火は燃えておりません

ポリネシアンレストランのディスプレイ的な

フェイクの照明はあったけど

 

演目は

舞囃子「羽衣」

狂言「口真似」

能「養老水波之伝」

やっぱり片山九郎右衛門演じる

山神の舞いがよかった

重心の低い

大地のエネルギーとでもいうべき

力のうねりが伝わってくる

ただ難を言えば

マイク使用なので

声が大き過ぎたかと

会場の広さを考えると仕方ないか

茂山家狂言も久しぶり

先代の千作さんが亡くなってから

足が遠のいてたんだけど

スラップスティックな芸風は健在

楽しかったわ

 

以前、平安神宮薪能を見た時は

六月といえど異様に寒く

凍死する!と思ったので

今回はパーカーを持参したものの

敵は気温にあらず

階段にレジャーシートだけで座ってたら

尻が…割れるように痛い!

というわけでパーカーは座布団に変身

事なきを得た

しかしあれだね

体育館とか、板張りの避難所で一晩でも過ごすのは

いくら毛布とかもらっても

本当に大変だろうなと

そんな事も思いつつ

帰りにマールブランシュで抹茶ソフトを食べ

ザ・京都な感じでフィニッシュ