猫・・・なのか?

見て来たよ

映画版「CATS」

予告を見る限り

行かなくてもいいかも

と思っていたが

友達と会うついでに劇場へ

実はその昔

舞台は見たことある

しかし海外だったので

英語だったので

なんか謎だった部分もあり

その辺の解明もできれば

 

で、映画版

もう今じゃ当たり前の

CG天国

これにより

猫の毛並み、耳と尻尾の動き、ヒゲ

全てがリアルに表現され

ああ~本物の猫・・・

と思うには若干微妙で

「なんか猫っぽい別の生き物」

という領域に到達

そういう惑星の住人、と言われたら

やはり、と思う「アバター」レベルである

たぶん私は

頭に紙製の耳をくっつけ

鼻の頭を黒く塗り

頬にヒゲをマジックで描いた

その程度で

「これは猫です」と

事前のお約束さえあれば

「猫だ」と信じられる方

義経千本桜」の狐忠信や

ベジャールの「くるみ割り人形」の黒猫

彼らの見た目がもろに人類でも

お約束さえあれば

大丈夫なのである

 

まあしかし

ヴィクトリアは

子猫ってこういう顔するよな~

というシーン満載で

申し分なく可愛かったし

他の猫さんたちも

それぞれに魅力的だったし

十分に堪能いたしました

ただ少し

背景のリアルさと

実寸に合わせて縮小された猫が

もひとつ噛み合ってない感じで

特に線路を行進するシーンとかは

妙に画面が寂しかった

たしか「アンナ・カレーニナ」(ジュード・ロウの出てたやつ)で

汽車やなんかが

わざと模型っぽくされてた

あれをパクッてほしかった

 

もちろん音楽は素晴らしいので

結局、後になって

気がつくと「メモリー」とか

頭の中で回ってたりするのである