雨も止み大阪城ホール二日め

ありがたい事だよ

ライブの翌日が土曜な上に

夕方にはまたライブ

その合間もなーんかそわそわして

結局掃除と洗濯ぐらいしかせず

京橋へと繰り出す

 

OBPに向かう通路に

ゲリラ闇物販的なスタンドがあり

ちら見するとこれが

氷川きよしばっか

何故だ?と思っていたら

我々が到着する少し前に

ツイン21で氷川きよし

新曲のお披露目をやってたらしい

ちょっと見てみたかったねえ

道理でマダム感のある人が

大勢歩いてたわけだ

なので

お茶でも飲んで一服しようとしたら

そちらの方々が一足先に

ケーキとか食べ尽くしてて

ちょっと残念な事に

 

さて

今日は早いよ

16時開場17時開演

明日の城ホールはプロレスらしく

開場設営が押してるのではないか?

という噂も鑑みつつ会場へ

ふふふ

今日はいい席だよ

ステージ下手脇(つまりヒーセ側)スタンド前方

着席してあらためて「近っ!!」を実感

否応なく高まる期待

会場の皆さんも

昨日より盛り上がってます

 

というわけで明るいうちから手拍子が鳴り響き

照明が落ちたら

「天道虫」からスタート

この選曲は絶妙

大阪の聴衆はこの時点で

PVで雀卓囲んでた台湾のおじさんみたいに

「今日はやるでぇぇえ」と

殺気だっていたのである

いいガス抜きになりました

続いて「ALRIGHT」で

再結成当時の喜びを思い出し

「Love Communication」は

久しく聞いてないけど

歌詞が自動再生されてしまう懐かしさ

そして

やっぱこの席は歴代最高だあー

肉眼で四人プラス鶴ちゃんの姿が

全身はっきり拝めるぜ

横からだけど

さらに

来た!ヒーセ来た!

な感じでこっちまで接近してくれると

近い!

目測何メートルなんだか

伊能忠敬に聞いてみんとわからんが

ああもうこの近さで拝めるのは

多分一生あるまい

そのくらいの至近距離

ヒーセがファンに向けてくれる笑顔は

慈愛に満ちていて

イエモンにこの方がいてくれてよかった

としみじみ思うのである

続いて「9999」より「Love Homme」

今まで♤♢ときて、♡の本日も

皆勤賞で歌ってる

ちょっと妖しい感じがいいね

そしてあのイントロが始まり

「楽園」です

声も出てるし

余裕だな

浸りきっていると

最後でマイクにトラブル発生らしき異音

速攻で別のマイクに持ち替えたんだけど

次に始まった「Love Sauce」

声が入ってないよ

あとのメンバーは演奏続けてるんだが

どうする吉井さん・・・

と思ったが

ご安心ください

切り抜けて歌っております

珍しい曲なだけに

残念は残念なんだけど

むしろこのアクシデントを

何事もなかったかのように

Show Must Go Onな四人(と鶴ちゃん)の姿に

感動したよ

さてお次は「Stars」

これもライブで聴くと良いなあ

そして懐かしや「パール」

解散前の頃など少し思い出したりして

名曲だけど

なーんか胸のキリキリする曲ですね

そこから「Changes Far Away」で

2019年というか

令和元年に戻る

「SO YOUNG」で

またしても過去へ

レッサーパンダの姿も脳裏をよぎりつつ

じっくり聴いてしまったよ

十五年分の厚みを増した

出色の仕上がり

そして今日もまた

ジャコウネコの足音が聞こえてきたら

「Balloon Balloon」

この曲も三度目だけど

聴くたびに中毒性が・・・

体内になんか蓄積されてるよ

と、次の曲は

懐かしや「追憶のマーメイド」

この歌詞も脳より身体が憶えてる感じで

何なんでしょうねえ一体

年とったら音楽療法か何かで

聞かせてほしいものよ

さて

「Titta Titta」で軽くリセットし

「LOVE LOVE SHOW」に突入

ステージ脇の花道を存分に駆け回る吉井さん

でも残念ながら上手側なのよ

と思ってたら

こっちに来たよエマちゃんが!

「エマちゃん@%&$#~!!」と

皆、嬉しさのあまり意味不明な悲鳴

投げキッスで答えてくれるエマちゃん

この後吉井さんと花道でぴったり寄り添い

いい画を見せてくれました

で、興奮さめやらぬまま

「SUCK OF LIFE」

いつもながら思う

吉井さんのマイクスタンド回しはもう

鏡獅子みたいな

伝統芸能の域に達してるな

最後は思い切り引っ張ってから

安定の「I don't Know」で

前半戦終了

 

さてアンコールは

意外な感じか

「Horizon」で始まる

ようやくこれ聴いても

涙腺が緩まなくなってきた

と思ったが

若干やばい

そして♧♢と続いた「バラ色の日々」を今回も

朝までずっと演奏してくれい

と思いながら

ふとステージ後方を見ると

で、電飾が控えてる

これは・・・と思ううち

「暁に~」の声とともに

「悲しきASIAN BOY」

来るぞ!火薬が!近いぞ!と

警戒してたら

予想をはるかに上回る音と炎が目の前で炸裂!

ああたまげた

ちなみに昨日は横一列だった電飾が

今日はおなじみの三列編成に

こういう事ができるんですね

今回のツアーは照明も効果的だし

舞台装置がいい仕事をしてます

はっ!

火薬で遠のいた意識から我に返ると

来た!ついに吉井さんがこっちに!

!!!叫叫叫腕腕腕手手手手叫叫!!!

てな感じで周囲一帯錯乱状態

最前列の方々は触れたようだ

かっこいいねえ

吉井さんの投げキッスは

と思ったらお約束の匍匐前進も近くで見れて

堪能したよ

場内全員が暴れ過ぎてハアハアなったところで

メンバー紹介の後

「この恋のかけら」で

しっとりと〆る

ああでも今日土曜だし

時間まだ早いし

もうちょっと歌ってくれんか?

などという我々の願いを後に

昨日よりもあっさりと

四人はステージから去りました

なので

アニーの姿をあんまり近くで見ることができず

残念だったわ

カナブンみたいにメタリックな緑色のパンツだったのに

ちなみに吉井さんは

柄シャツとスタッズのきれいな黒ジャケット

ヒーセはザ・ヒーセな感じの

フリンジいっぱいのジャケット

義経千本桜の狐のようでもある

 

というわけで

夢のような大阪城ホール二日間が終了

曲数よりも内容の密度で勝負

堂々の貫禄だったなあ

これからしばらく

私は抜け殻になりますが

八月の神戸を心の支えに生きてゆきます