戯画再び

連休もそろそろ終わるね

とはいえ私は2日も出勤でしたが

休日ダイヤでバスが来ねえし

遅刻するかと思ったわ

さて

ここんとこ読む本を切らしていて

そんな時は古典をリピート

というわけで

平家物語

久々に檀浦から大原御幸まで

ぱらぱら読んでいて

はたと思い出す

明恵の夢と高山寺」展

そろそろ終わりじゃね?

後期の展示替えを見るはずが・・・

あわてて日程確認

5月6日まででした

危ない危ない

本日また香雪美術館へ

前回より賑わってる感じ

とはいえ「大絵巻展」に比べれば余裕

後期は「鳥獣戯画」の丙巻と丁巻の展示です

前期で展示された甲巻と乙巻は

平安時代の作なのに対し

丙巻と丁巻は鎌倉時代、というか

百年ばかり後の作らしい

百年で何が変わったんだよ~

とも思うが

丙巻で暴れまくる蛙たち

ちょっと白目があるため

甲巻よりもシャープな印象

甲巻は蛙も兎も黒目がちで

Kawaiiの要素が強いのよねえ

あと、鳥獣以外に

人間も出てきますが

これがまた生き生きしてる

ざっくりしてるようで

実に的確というか

無駄がない描線

 

さて

後期の目玉は他に

仏眼仏母像」と「明恵上人樹上座禅像」ですが

明恵上人」の方は

あんまり見かけない感じの絵で

細かく描き込まれた草木の

有機的な雰囲気がいいんです

そして瞑想する明恵上人を

頭上でひっそり見守るリスさん

はばたく小鳥たちも含め

ここにこれを描いてしまう

絵師の思い入れというか

これがあるからこそ

明恵上人なんだよ

という気がする

おっと

もちろん子犬も忘れるな

安定の可愛さ

日本犬を飼ったことのある人なら

「あ~うちの子もこうだったよ」と

きっと思うはず

 

今日は天気も快晴で

中之島界隈は賑わってた

川べりに薔薇が植えられてるんだけど

そろそろ見頃で

ちょうど咲き誇っていたこちらの一輪

名前は「ダイアナ プリンセス・オブ・ウェールズ

だそうでf:id:nyanpokorin:20190506000602j:plain

日本じゃここ数日

皇室めでたいネタが続いてるだけに

ダイアナさん・・・