胃カメラ、鼻から

年に一度の健康診断

社長の奥様が予約するんだけど

今年は忘れてたそうで

・・・

いつもの病院がとれず

別の病院へ

ちょっとちょっと

何のために毎年同じ病院へ行き

データを蓄積させてるんですか

なんて事が言えるわけもなく

ま、しょうがない

 

この健康診断

好きな人っているんだろうか

私は嫌いですよ

ブラック企業あるあるで

就労時間内でなく

土曜に行かねばならないから

そして、胃カメラ

口からなんて有り得ない

という理由で

いつも鼻からでお願いしてるが

それでも楽しくない

まず、胃の中の泡を消すために飲む液体

異様な味である

鼻から注入する麻酔

不快である

胃の動きを押さえるための筋肉注射

痛い

そしてもちろん鼻からぶち込むファイバースコープ

痛いわ不快だわ

更に

写りを良くするため

胃に空気を送り込んでおきながら

ゲップは我慢して下さいね~

拷問である

はあ、気が重いわ

 

で、今回も

そういう心づもりで行く

担当は男の先生

軽くあいさつして

いきなり開始

これが何と

超スピードなのである

一気に十二指腸まで到着(モニターは見える)

そこから引き返しながら

ハイハイハイという感じで

あちこち方向を変えつつ

写真撮影

この間の先生の胃カメラさばきが

フレディ・マーキュリーもかくやという

流れるようなオーバーアクションで

とにかく早い

しかもゲップするなとか言われないので

こっちも好き勝手

あ~楽だ

というわけでさくっと終了

そういえば注射もしてないし

(謎の液体は飲んだ)

 

いやあ

見聞を広めるというのは大切ですね

もう来年からこっちの病院にしてほしい

とはいえ

従来の病院では

胃カメラ飲んでる間ずっと

看護師さんが背中をさすってくれ

検査終了すると

あたかも出産を終えたかのように

労ってくれるのだが

今回の病院は

なんせスピード命なためか

至ってクールな対応

そういう意味合いでの

達成感は低かった

 

動物を病院に連れて行き

帰ってくると

半日ぐらい隅に隠れてたりするが

健康診断の後は

やっぱりそういう気分にはなるな

疲れるというか

しばらく押し入れに籠りたいような気分に