日展2018そして動物園

2019だけど

日展は2018

京都展に行ってきた

相変わらず市立美術館は工事中なので

今年もみやこメッセと美術館の別館にて開催

前売り券を持ってないので

いつものように

三条通り沿いの煙草屋さんで購入

まずは書から拝見し

気合いを入れる

金文で二文字ドカーン!みたいな

プリミティブな感じのが

自分にゃ絶対無理無理、という理由で

好きだったりする

いつも書道展へ行くと

その作品はどういう場所が似合うか

というのを考えてしまう

老舗旅館

社長室(一部上場・零細)

病院

豪華ホテル

資産家宅(名家・成金)

ミッションスクール

少年院

エステサロン

飲食店(会席料理・創作和食)

禅寺

暴力団事務所

書風と詩文を考慮しつつ

その書があることで

空間がより「それらしく」なる

というのがポイント

けっこう妄想ふくらむ

 

さてお次は

彫刻のコーナー

去年もそうだったけど

臨時会場で手狭なため

「就職面接会場」みたいな感じで

彫刻が並んでるのが

なんかおかしいのよねえ

いや、そういう突っ込みが余計なお世話なのは

よく承知してるんですが

すいません

 

 

わけあって洋画はパスし

日本画

「今」を切り取った

午前四時の駅とか

ビルの窓越しに見える風景とか

無機的に見えるが

人間が作り出したという意味では

この上なく有機的な題材が好きだ

でも今回は

モノトーン調で

和紙を重ね貼りした上に描かれた

庭の草花や虫たちの絵がよかったです

 

見終わって

まだ時間もあるし

けっこう暖かいので

そのまま近くの

京都市動物園

ゴリラの赤ちゃんが生まれたというので

見に行ったものの

ゴリラ舎がすごい人

そしてゴリラは奥の間から出てこず

当たり前かもな

あとはお約束の虎さんや象さん(五頭もいて楽しい)を見たり

冬眠していないツキノワグマを見たり

鳥たちを見たり

しているうちに

天気が下り坂で小雨まで

さ、寒いよ・・・

よく見ると

ミーアキャットも

ヒーターに貼りついて・・・

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意外と元気だったのは

アフリカ原産、キリン

何だか知らないが

一番若いのがやたらと駆けまわってて

走るキリンの迫力たるや

すごかった

地響きがするのよ

というわけで

けっこう堪能しました

ゴリラの赤子は

また春にでも見に来よう