台風一過、そして頑張る左手

台風

あっという間に来て

今、日曜の昼前

雲はあるけど

晴れてます

未明三時ごろがピークで

風向きがベランダ直撃で吹き荒れ

ガラス大丈夫かよ・・・

かなり心配だった

ガラスが割れたらトイレに避難する

破片よけの毛布も忘れるな

などとシミュレーションするうち

四時頃には沈静化

台風の眼って奴ですか?

そのうち寝落ちして朝になる

 

豪雨被災地の皆さん

どうかご無事で

 

ここしばらく

右手親指が荒れてて

治りかけては

仕事などで手先を酷使し

また悪化を繰り返してきた

テープで保護すると

貼った場所がテープかぶれを起こす

というわけで

本格的に

右手親指に休んでもらうことにした

「もう、いないものと思ってくれ」

本人はそう言ってます

一番慌てたのが

左手、特に親指

「右手親指さんがそんなに辛かったなんて、言ってくれたら手伝ったのに」

「いつも向かいで働いてんだから、気づけよ」

左手親指は基本、天然

右手親指は典型的な、勝手に頑張って自分を追い詰めるタイプ

しかも察してちゃんなところもある

で、数日前より左手が本格的に頑張っている

「右手親指さん、すごいよ、俺、こんなの無理無理」

針なしホッチキスで紙とじ

最初は3枚が精一杯だったのが

ようやく5枚、少し右手の助けも借りて

できるようになった

そして右手の親指以外の四本も

「私たちもちょっと、今まで甘え過ぎてたかも~」

色々と手伝ってる

いまや

右手親指は

本当に自分しかできない仕事のある時だけ

「しょうがねえな全く」という感じで

そそくさと働き

「ああ~やっぱ辛いわ」と

ダメージをアピールする事も忘れない

そんな時

「すいませんね、うちのが我儘言って」

フォローに回るのが

右手親指の第二関節

ここは二重関節で、内側にも曲がるため

「パンダの親指」的に

けっこういい仕事をするのである

そういえば

凍傷で指を何本も切断したクライマーの方

けっこう器用に

料理などの家事をこなしているのを

テレビで見たのを思い出す

今はとにかく

右手親指の機嫌をとりながら

やればできる子だった

左手を励ます生活