週末は香川へ
うどんの国
高松駅に着き
改札を抜ける前に
もううどん
それから琴電に乗り
牟礼へ向かう
ここは石の町
石屋さんだらけ
並びまくる謎の作品群
加工を待つ石の数々
そして山は
庵治石切り出し途中
この町に一体何が?
それはまた改めて
夜はやはり
高松名物、骨付き鳥
「一鶴」という店へ
十人ばかり並んでる
そこを我慢して待ち
骨つきもも肉を堪能しました
親鳥とひな鳥の二種類あって
柔らかそうなひな鳥を選択
一緒に鳥めし(スープつき)も注文
来たよ
外はパリっと、中はジューシー
熱々に焼けたのが
シンプルに塩、胡椒、そしてニンニクの味つけ
手づかみでかぶりつく
肉、肉、肉
間に生キャベツで休憩
たぶんこの店に来た人は
来る前より更に親しくなって帰る
それくらい
自分をさらけ出さないと食べられない
骨つき鳥との闘いを終え
クールダウン的な感じで
鳥めしを食べる
こちらもしっかりとした味がして
満足でございます
一夜明け
朝食はやはりうどんから
そして腹ごなしに
海の方へ歩いてゆくと
なんか煙が流れてる
いやそうじゃなくて
霧が出てる
これはまさに萩尾望都の
「バルバラ異界」に出てきた
「瀬戸内海に現れる謎の島」みたいだ
霧の中でしばし茫然
実はこの時期、この地域には
よく霧が発生するらしい
今から60年ほど前には
修学旅行生を乗せた船がフェリーと衝突し
百人を超える犠牲者を出した事故もある
ということで
決して侮れない
でも午後になると
すっきり明るい瀬戸内だった
去り際にまたうどん
食べながら思う
写真撮ってない
そう
骨付き鳥もですが
ほとんどの場合
食べ物が出ると
即、食べる方に気持ちが向かい
写真なんざ忘れている
やーねえ