蜂蜜とアブラムシ

蜂蜜が好きで

毎日舐めてる

しかも自分の生活水準からいうと

ちょっとお高い奴を

といっても

スーパーでどーんと売ってる

ポリ容器入りの

漠然とした「ハチミツ」じゃない程度で

産地と花の名前が明記されてるのを買ってる

イタリア産とかフランス産とか

国内でも意外と近くの街に

蜂蜜の産地があったりする

在庫が切れたので買い出しに

いいタイミングで

成城石井創業90周年という

お得な蜂蜜が売られてた

カナダ産クローバー蜜

900gで税込み1825円

さっそく購入

しかしここんとこめっきり寒く

で、出てこない

1キロ近いポリ容器を持ち

渾身の力を込めて押すのも疲れるし

これからますます寒くなるからな

というわけで

お高い蜂蜜の空き瓶を

煮沸して詰め替え

お高い外見になりました

f:id:nyanpokorin:20171209160732j:plain

これでかなり持つな~と

悦に入りながら

とある友人の言葉を思い出す

「蜂蜜って、蜂が一度食べたのを

また出してきてるわけでしょ?

なんか気持ち悪い」

確かに!

よくそこに思い至ったと

すごく感心したものです

ところで

蜂蜜の更に上級的なものとして

甘露蜜というのがあり

これは

アブラムシ(ゴキじゃない、別名アリマキの方)が

樹液を吸ってタンパク質だけを摂取した後

不要な糖分を「排泄」したものを

蜂が集めた蜜

気持ち悪いといえば気持ち悪く

貴重といえば貴重なことこの上ない

ぜひ一度味わってみたい

 

しかもこのアブラムシ

単性生殖で爆発的に増える

エイリアン的な昆虫で

雌は既に胎内に子供がいる雌を産むらしい

でもってカメムシ目

奥が深いねえ

コーヒー豆で

ジャコウネコが食べて排泄した奴が

ものすごくおいしくて

桁外れに高額という噂だけど

やはり生き物の力はあなどれない