蜂蜜が好きで
毎日舐めてる
しかも自分の生活水準からいうと
ちょっとお高い奴を
といっても
スーパーでどーんと売ってる
ポリ容器入りの
漠然とした「ハチミツ」じゃない程度で
産地と花の名前が明記されてるのを買ってる
イタリア産とかフランス産とか
国内でも意外と近くの街に
蜂蜜の産地があったりする
で
在庫が切れたので買い出しに
いいタイミングで
成城石井創業90周年という
お得な蜂蜜が売られてた
カナダ産クローバー蜜
900gで税込み1825円
さっそく購入
しかしここんとこめっきり寒く
で、出てこない
1キロ近いポリ容器を持ち
渾身の力を込めて押すのも疲れるし
これからますます寒くなるからな
というわけで
お高い蜂蜜の空き瓶を
煮沸して詰め替え
お高い外見になりました
これでかなり持つな~と
悦に入りながら
とある友人の言葉を思い出す
「蜂蜜って、蜂が一度食べたのを
また出してきてるわけでしょ?
なんか気持ち悪い」
確かに!
よくそこに思い至ったと
すごく感心したものです
ところで
蜂蜜の更に上級的なものとして
甘露蜜というのがあり
これは
アブラムシ(ゴキじゃない、別名アリマキの方)が
樹液を吸ってタンパク質だけを摂取した後
不要な糖分を「排泄」したものを
蜂が集めた蜜
気持ち悪いといえば気持ち悪く
貴重といえば貴重なことこの上ない
ぜひ一度味わってみたい
しかもこのアブラムシ
単性生殖で爆発的に増える
エイリアン的な昆虫で
雌は既に胎内に子供がいる雌を産むらしい
でもってカメムシ目
奥が深いねえ
コーヒー豆で
ジャコウネコが食べて排泄した奴が
ものすごくおいしくて
桁外れに高額という噂だけど
やはり生き物の力はあなどれない