またしても地獄へ

ここしばらく「地獄絵」づいているせいか

またしても

地獄もの映画に手を出す

「TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ」

修学旅行生を乗せたバスが事故を起こし

主人公の高校三年生

大介だけが地獄に転落

しかもそこはヘヴィメタ地獄だった

というような話で

宮藤官九郎らしく

テンポの良い展開と笑いと

少しの涙を混ぜて

あっという間の二時間

メタルファンには嬉しい小ネタもちりばめられ

楽しいんだけど

そう安易な話でもない

ともあれ

作り込まれた地獄のセットと

長瀬智也の赤鬼がよかった

 

それにしてもヘヴィメタルってのはどうして

やってる本人は大真面目っぽいのに

こうも可笑しいんだろうねえ

プロレスと同じで

「全部お約束」だからなのか

むかーし行ったアイアンメイデンのライブなど

とても楽しかったのを思い出した

メタルを楽しむコツはやはり

最初っから没頭する

これしかない

周囲を見回して「なんか恥ずかしい」とか

思ってる暇があれば

ヘッドバンギングすべし

 

ところで

同じく宮藤官九郎作品の

少年メリケンサック

スーパースター、テルヤの持ち歌「アンドロメダお前」

あれはシュールでよかった

映像も脳裏に焼き付いてます