貴族の肖像

クラーナハ展に行ってきた

思ったより空いてたので、ゆったり鑑賞

白い素肌の美女たちが

ひんやりした視線で

よく来たわね、とお出迎え

肖像画のモデルは熟年層だけど

もしかしてそこにフラストレーションがたまり

わしゃあ若い娘も描きたいんじゃ!

ということで

ヴィーナスやユディトを描いたか?

なんてな

 

肖像画といえば

ずっと前にパリで

ルーヴルやオルセーとかに行き

暇なもんだから隅から隅まで見てると

けっこうな量の肖像画があった

多すぎて飽きてくるので

ゲームをした

上流階級の肖像に混じった

画家の自画像当てクイズ

服装はヒントになるので、頭部だけのデッサンが対象

意外と当たる

取り澄ました人々の中に

どこかお茶目な顔の人がいれば

それが画家です

後にこの話を

長年ヨーロッパに住んでいる友達にしたら

「そうそうそう、貴族の人って本当に貴族的な顔なのよ」

今も変わらないらしい