雨のイエモン大阪城ホール初日

きたよ、梅雨が

朝から本降りだったけど

これが鯖江じゃなくてよかったぜ

というわけでイエモン

Grateful Spoonful @大阪城ホール初日

仕事は半休で京橋へGO!

先にOBPで早めの晩ごはんをすませ

大阪城ホール

今回はなかなかいい席で

スタンドの前方

今まで城ホールって

スタンド後方が多かったので

嬉しいっす

場所はPAさんの後ろあたりで

ステージからの直線距離は長いな

 

さて

本日は♢公演

ダイヤ・・・

なんかゴージャスな感じになるんですかね

開演前の音楽も鯖江の♧とは違う

なんてえ事を思ってるうちに開演!

「この恋のかけら」でスタート

おお、吉井さん、喉の調子がよさそうだ

雨だからでしょうか

そして「ロザーナ」

華麗なるタンバリンさばきをお楽しみ下さい

続いて「熱帯夜」

これはレアだよ!なつかしい!

このあたりでようやく衣裳とか見る余裕が出てくる

今日の吉井さんは寿司桶的にキラキラのジャケットで

中はラベンダーのひらひらシャツ

エマちゃんの赤ジャケットも素敵だぞ

ストリングスのない「砂の塔」は

また違った味わいで良し

そして鯖江でやらなかった「9999」の曲「Breaking The Hide」

この曲好きなのよねえ

エマちゃん作曲ですが

ギターソロが本当にかっこいい

そこへ「聖なる海とサンシャイン」が続いたもので

盆と正月が一緒に来たような嬉しさですよ

と喜んでいるところへ

Tactics」と「天国旅行」を投下

特に「天国旅行」は圧巻

吉井さんもギターを持って

音の分厚さが増したよ~

アップテンポな曲もいいですが

こういう曲はライブならではの存在感

テレビなんぞでは絶対に伝わらない

「間」みたいなものが

今、彼らと同じ場所にいるのだという事を

痛いほど感じさせてくれる

「Changes Far Away」で

いったんリセットして

からの「JAM」

いつもこの曲を聴く時は

社会を騒がせている事件など

思い出してしまうのだけれど

今日は

「あの偉い発明家も

凶悪な犯罪者も

みんな昔子供だってね」

というフレーズが沁みました

ヒーセのベースがまたいいんだ

・・・

猫、じゃない

ジャコウネコの足音が聞こえてきたら

「Balloon Balloon」が飛びます飛びます

そして「SPARK」

これはすごかった

ステージ両脇にアリーナ前方に侵入するかたちで

通路が設けてあるんだけど

吉井さんずーっとそこで歌ってるんだもの

いつの間にやらジャケットは脱いでるし

フェンスに登ってるし

本当に楽しそうで

客席は大盛り上がりだよ

あああ

明日の席はあっちの方だ

楽しみ

ここでまた「9999」に戻り

「Love Homme」「天道虫」と立て続けに

どっちの曲もライブで聴くといいねえ

そして鉄板の「バラ色の日々」で

あーすっきりした

と思ってるうちに

「暁に~」で

火薬バーン!電飾ドーン!

♧に続き♢でもやる「悲しきASIAN BOY」

踊り狂ううちに前半戦終了

 

さてアンコールは

「Titta Titta」から開始

アルバムでは「箸休め」的な曲だと思ってたが

案外いいのよね

歌詞の字余り的なところが

妙に癖になる

そして

「太陽が燃えている」

懐かしい~!!

でも今のイエモンの音だ

更にまたライブ王道の

「SUCK OF LIFE」

今回のツアーでは

エマちゃんとの絡みがないため

キリっと引き締まった感じ

んでおしまいは

「I don't Know」

最後まで喉の調子もよろしくて

聴き入りました

ライブって本当に

あっという間なのよねえ

最後までステージに残って盛り上げてくれたアニー

ありがとう

そして誕生日おめでとう

 

とはいえ

音質は鯖江サンドーム福井の方がよかったかな

今回は音圧上げすぎじゃね?という気がして

もう少し繊細というか

細かいところの伝わる音がいいなあ

 

そしてまた明日(もう今日だけど)も行けると思うと

ああああ

楽しみじゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

一日の〆に

なんとなんと

ニュース23」のエンディングテーマ曲として

イエモンの「Changes Far Away」が使われております

番組が本日からリニューアルするのにあわせて

つうことらしいが

ニュース23」といえば

その昔、筑紫哲也がやってた頃は

坂本教授の「put your hands up」が

オープニングとエンディングに流れていた

栄えある番組じゃあないか

というわけで

初日はちゃんとチェック

あーなんかいい感じに

「今日もお疲れ~」的なものと

「明日も頑張ろうね」的なものが

醸しだされております

だてに風雪を経て来たわけじゃない

バンドの貫禄が

とはいえ

ニュースのエンディングというと

その昔たしか「Nステ」で

レッサーパンダの映像とともに

「So Young」が流れていた

あのちぐはぐ感が忘れられんの

なんか安物のカラオケみたいな・・・

超ジャンクな味つけだが、いける

みたいな・・・

 

最近、職場に近所の飼い猫が

時々来るんだけど

(本当は外飼い反対派)

やはり飼い猫だからか

触らせてくれもせんが

逃げもせず

これはそのうち仲良くなれるか

そう思っていた矢先

外に出たら

ちょうど軒下にいたので

「遊びに来たの~?」と声をかけるも

一目散に逃走

その後ろ姿が

「知らなーい」と言わんばかりの冷たさで

今までのあれは何だったんだ!と

ムカつく!

はずが

そこがまた可愛い!に

変換される不思議さよ

また来てね

 

 

ようやく一乗谷

もう一週間たったけど

鯖江でライブの後どうなったか

書いておこう

宿泊先は福井駅

翌日は日曜なので

どっか見てから帰るか・・・

なんだけど

実はけっこう来ている福井

数年前に吉井さんのソロのライブで

その時は永平寺に行ったのよ

いいお寺ですが

なんせ現在進行形の修行の場なので

入口が自動ドアの

立派な建物だったりして

観光客マインドには

けっこう微妙なものがあった

その後、芦原温泉も行ったな

あそこはやはり東尋坊

越前海岸もその昔・・・

しかし大丈夫

まだ行ってなかった一乗谷

福井市内からけっこう近いじゃないの

というわけで

駅前から直通バスで

一乗谷朝倉氏遺跡へ

わずかニ十分ほどで到着

たったそれだけの移動で

新緑の山あいですよ

戦国時代に朝倉氏とその家臣たちが住み

最盛期には人口一万

しかし信長軍によって焼き討ちにあい

以後は打ち捨てられて埋没したものの

1960年代より発掘が始まり

まあ何つうか

福井のポンペイ遺跡みたいな感じで

様々なものが当時の様子を伝えているという事らしい

さて

バスを降りるとそこは復原町並という

文字通り昔の建物を復原した一角

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工法も昔のまんまなので

手斧の後とか残ってます

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屋根の梁はこんな感じ

 

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ここ城下町で

お城は山の頂の更に向こうらしい

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では少し移動して

大邸宅の跡地へ行ってみる

先ほど向こうに見えていた

斜面に登っております

手前に見える緑の一画は

「日本最古の花壇」だそうでf:id:nyanpokorin:20190603002417j:plain

さらには石組みに瀧を配した

日本庭園もあります

粗削りな印象だけど

木と石の雰囲気がいいねえ

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そして見下ろせば

緑一色の風景

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というわけで

やっぱり遺跡は実際に来てみて

スケールを体感しないとわからんね

思ってたより

ずっと面白かった

そして

先日より私を悩ませているあの虫

メマトイがここにも!

危ない危ない

 

気候がよければ一条谷川ぞいに

資料館まで歩くのもありそうですが

なんせ暑いので

再びバスに乗って退散

最後の食事はもちろん

越前そばにして

福井を去る

車窓に広がる麦畑

今まさに麦秋っことで

稲よりも少し白っぽい

黄金色の麦の穂が

収穫を待って揺れていた

 

 

 

意外と歩いてた

知らなんだ

スマホに万歩計アプリが入っていたことを

そういえば友人と出かけると

スマホ見ながら

「今日は何千歩~」とか

チェックしてたなあ

それに気付いたのが先週

鯖江のライブの日で

(ちなみにその日

連れの歩数は一万突破

やはり駅からサンドームへの

巡礼の道がきいたね)

翌日よりアプリ起動

そしたら

思ったより歩いてました

出勤してる日は六千歩ぐらい

昼休みにマーキングに出かけると八千歩になる

すでにトータル30km歩いたらしく

こないだ「東京から川崎を走破」の

お知らせが来ていたが

昨日は横浜に到着した事になっていた

このまま東海道を西へ進むらしいが

三条大橋にたどり着き

その後いったいどこへ向かうのか?

我が事ながら

さっぱり先が読めんの

 

 

 

鯖江でした

あっつ・・・

何ですかこの暑さは

こないだのオリックス戦も暑かったが

今週末のはもう熱波

北海道民の皆さん

基本エアコンなしの状況で38度台

大丈夫ですか

水分ちゃんと採ってね

 

さて

昨日はついにイエモン

GRATEFUL SPOONFUL 福井公演@サンドーム福井

未知の都市鯖江へGO!

というわけで

交通手段はヒーセに敬意を表してサンダーバード

13時半ごろ鯖江

車窓からサンドーム見えたんだけど

どんどん遠ざかり

え!炎天下にこの距離を駅から歩くのか?!と

若干ビビりながら改札を抜ける

ここからはもう

人の流れにのって

巡礼の如く歩きます

もちろん日傘使用ね

開場までの余白三時間は

予想外のアクシデントを見込んでるんだけど

一体どう時間をつぶしたものやら

と思っていると

よさげなコーヒーショップが

入ります

ここで適当にゆっくりしてから

いよいよ田んぼに囲まれた会場へ

更に会場そばでまったりして

ついにご入場

私が最大に緊張する

スマホ電子チケットの出番だ!

ここまで本当に長かった!

・・・

あっさり入る

アリーナの端の方なんですけど

思ってたより前で

しかも前列二席が不参加

どういう事情か知らんが、あざーす!!

というわけで

けっこうよく見える

などと思ううち場内暗くなり

きた~

最初は「9999」から「Love Homme」を

吉井さんが照明片手に

妖しげに登場

あーなんか調子よさそうだ

余裕を感じる

続けて「Burn」

いいのかこんなに早くから飛ばして

からの

「嘆くなり我が夜のFantasy」

これはまた珍しい曲を

嬉しかったです

そして初めて聞く「ロザーナ」

この曲は何というか

隙間がないので

我々はあんまり参加できないんだけど

カッコよかったわ

「Stars」もゴージャスで

そこへ続いて「楽園」

私はイエモンのライブというと

脳内でこれのイントロが自動再生されるほど

自分にとってザ・イエモンな曲なので

あーすっきりした

このあたりから吉井さんの

喉の調子も上がってきて

「球根」や「Balloon Balloon]、「SPARK」あたりは絶好調

続く「赤裸々Go!Go!Go!」では

ステージ脇の手すりにしなだれかかって歌う姿が

様になるねえ

やっぱりイエモンはライブだ

そう思える一曲

そしてお初の「天道虫」の迫力に

「Titta Titta」で少し緩めてからの

「Love Love Show」「SUCK OF LIFE」で

がーっと盛り上げてから

「この恋のかけら」で

はあ~って具合に〆ます

そしてアンコールは「I don't Know」から

この曲もいい!

「バラ色の日々」を大合唱したところで

火薬バーン!電飾ドーン!で

お約束の「悲しきASIAN BOY」

ああ~これがイエモンのライブだよ~と

満喫したところで

「Horizon」となり

涙腺崩壊させながらの幕切れでした

楽しかったわ

吉井さんはじめ

メンバー全員(鶴ちゃんもな)ご機嫌な感じで

充実した内容だった

吉井さんの柄シャツと同じ位

カラフルでゴージャスなステージだったよ

 

ところでMCで吉井さんは

「実はこの会場でイエモンが演奏するのは二回目だ」という爆弾発言

場内一瞬「え・・・どゆこと?」と静まり返ったんだけど

なんと17年12月のドーム公演のゲネプロ

ここ、サンドーム福井でやったんだそうだ

こ、こんな辺鄙(鯖江の皆さんすいません)な場所で

メンバー揃ってのゲネプロ!!

無理だと判っちゃいるが

見たかったねえ~

確かに吉井さんは当時「某所にてドームのゲネプロ」と

ブログに上げてたらしくて

その時にこないだ動画の上がってた

ヒーセに鮒鮨を召し上がっていただくという計画が

実行された模様

長い伏線、しっかり回収

吉井さんさすがだわ

 

さて、興奮さめやらぬ我々聴衆は

再び田んぼの中を抜けて駅へ戻る

田植えが済んだばっかりで

カエルが鳴きまくってるという

ザ・日本の原風景

そして鯖江駅ホームは福井方面行きにすごい人が!

私も今夜は福井泊

でも、やっと来た普通列車はわずか二両

並んでた人をぐいぐいに詰め込んで

乗車率230%ぐらいで発車していったが

せっかくの楽しいライブの後で

何の罰ゲームよ

こうなる事は判ってるんだから

増便は難しくても車両を増やすとか

福井まで直行バスを出すとか

主催者も少しは対応を考えてはどうかと

私は小一時間待って

次の特急しらさぎに乗りました

座れたし

まあ、開演待ちの間に思ったけど

北陸のお客様はやはり

かなり奥ゆかしいというか

大人しいですな

なので会場を出る時も

大阪なんかだとスタッフが声を限りに

「出口はこちらで~す」とか叫んでるものだが

福井は何の誘導がなくとも

統制のとれた流れで

しずしずと去ってゆくのである

日本の美徳ここにあり

 

というわけで福井公演終了

今から思うと再結成のツアーはリハビリだったな

ここからが新生イエモンの拓く世界だ

ちなみに福井は♧

吉井さんによると♧は自然とか緑とか、って事で

そういう感じの選曲らしいっす

この後、大阪二日間に参戦するよ

楽しみだわ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雀よ!

友達の話なんだけど

仏壇にお供えしてるご飯の残りを

雀たちにあげてるらしい

泥がつかないように

ブロック塀の上にのせておくんだと

そうするとみんな

やって来て食べてくれる

先日、そこへ野良猫が現れ

雀たちを襲撃

一羽捕食されてしまったそうな

なんか知らんうちに

野良猫をアシストしてしまった結果に

もちろん友人にそんな気は毛頭ないが

雀たちの間では

 「あそこのご飯は、罠らしい」

という噂が立っている模様

 

 

 

 

 

ようやく騎士団長

村上春樹の「騎士団長殺し」(新潮社)

ついに文庫化されたので

ようやく読んだ

経営戦略なのか

一部と二部を二か月に分けて出版するというあざとさ

あたしゃまとめて読むんだよ!

というわけで

全部出るまで待ったよ

それが4月初めのこと

そう、今ちょっと回想しております

さくさくと全4册を読破

ていうかこれ、完結してるのか?

導入部の存在を考えると

まだこの後に続きが・・・

とか思ってしまう

何を隠そう私は

ねじまき鳥クロニクル」を二部まで読み

そういう話か・・・と

納得していた過去があるため

(その時三部は存在していたのに

図書館の棚に一緒に並んでなかったので

二部完結と思っていた)

どうも自分が信じられない

 

さて

1Q84」ほどの深刻さは無く

どちらかといえば軽い気持ちで読んだが

夜中に鈴が鳴ってるあたりで

「か、勘弁して~」と

若干怯えたよ

まあ大事に至らず(?)よかったが

読後は

結局、何なんだろうね

みたいな気分になるんだが

やっぱり面白いのよねえ

 

世の中の読書家には

村上春樹の小説を許容できる人と

そうでない人がいるが

その境界線にはたぶん

「こんな奴は・・・いるのか?」と書いてある

山あいの豪邸に一人で住むインテリ資産家

なんか知らんがやたらと乳首ばかり気にしている少女

そんな奴は・・・

「いねえよ!」と思う人

お帰り下さい

貴方に合った小説は他にもたくさんあります

「いたら面白いだろうな」と思う人

そのまま読書をお楽しみ下さい

まあそんなとこではないかと

 

ところで「騎士団長殺し」の絵

私は勝手に安田靫彦の画風だと想像

卑弥呼だとか聖徳太子だとか王昭君とか

見て来たように

「こんな人です」と描くのがいいよねえ

安田作品は静的なイメージが強いが

「鴻門会」なんかは

動きもあり、緊張感もあり(殺してないけど)

近い感じではないかと