近所のスーパーへ行く途中
歩道にスニーカーが片方ずつ
少し距離をおいて落ちてた
舞踏会帰りのシンデレラではなく
五、六歳男児と推定
自転車の後ろで揺られながら脱いだか
気づいたお母さんの
「あんたなんで靴!靴はいてないの~っ!!」という
悲鳴が聞こえてきそうな状況
約三十分後の帰り道
スニーカーははなくなっていて
回収された模様
男児にありがちな
「一体何を考えてるんだ」的な案件でした
こないだ
岩合光昭写真展「ねこの京都」に行ってきた
「猫歩き 京都編」のオンエアを見逃してたので
猫たちとは初めてのご対面
美山に住む
噂の義経とはこういう方ですか
いい顔してらっしゃる
京都伊勢丹の美術館「えき」って
けっこう小さいんだけど
なかなかに充実した内容
そして大盛況
今回サビ猫が注目を浴びてて
嬉しかったよ
とかく背景に溶け込みがち
そして引っ込み思案なサビですが
紅葉を背にベストショット
さて
写真を見終わっても
その後に関所がある
「出女」が簡単に抜けられない
グッズ売り場という関所が
クリアファイル、スタンプ、ポーチ、タオル
何故か京都会場限定の「花かつお」まで
危ない危ない
岩合マジックが散財を誘う
ここは冷静に絵葉書数点を購入
会場でもらったチラシによると
「猫歩き」は映画になるらしい
あれが映画になるのか?!と言っておきながら
見に行くんだろうな
ところで今日
今年初めてのトンボを見たよ
トンボ
夏の虫じゃありませんか
ていうか
もう五月も終わりか
ようやく髪を切った
私は髪の量が多いため
頭の重さで髪が伸びたことを実感する
加えて
シャンプーの後
乾かすのにひどく時間がかかるという面倒
バレッタで簡単にまとまるほどの
すっきりした髪が羨ましい
おまけに
たてがみか、というほど
襟足が長いのよ
私の身体に「うなじ」は存在しない
この部分を
植毛を考えてる人に分譲したい
冬は暖かいけどね
ところで私は
同じ店にもう何年も通っているのに
「こう切って下さい」と頼む以外
カットの最中は
ほとんど何の会話もしていない
他のお客さんが楽しくしゃべってるのを聞くと
すいませんねえ
という気持ちになってくるが
いかんせんネタがない
目を閉じて気持ちよくしている
ずっと前に別の店で
隣に座ってたおばさんが
「私は一度、子供を捨てて家を出たから、娘たちも寄り付かないのよ」と語り
まだ若いスタイリストのお姉さんは
「はあ…」と固まっていた
いきなり重い話も考え物である
ところで私はこれまで
香港、台湾、フランスで
髪を切った経験がある
香港では気合の入ったパーマをあてられ
ちょっと違うよな、と迷惑したこともあるけど
あとは大体、ま、いいんじゃないの、という仕上がり
プロに任せておけば悪いようにはされない
そう思っております
ちなみに台湾では
旅行中にふらっと路地裏の店に入ったけど
今では有名な
座ったままでのシャンプーというのを知らず
おうおう、何するんじゃい!と一瞬びっくり
しかし本当に大丈夫だった
海外で店を選ぶ基準は
もう、動物的な勘で
繰り返すけど
悪いようにはされないから
そして
髪はまた伸びる
出たよ
イエモンの新譜「THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST」
いや、ベストアルバム、しかも二度目となると
「新」譜じゃないのかな?
でも全曲、新しく録音してます
正直、いまさら録り直してどうする
猿め、また我々に金を使わせようとしおって…
という気持ちが若干
でも、よい意味で裏切られた
なんかこう
肩の力が抜けて、丹田に力が入ったね~って感じで
大人の仕上がりになってます
今回は全曲ワンテイクらしいけど
そのおかげでようやく解決しそうな
私の「JAM」問題
というのも
「JAM」は名曲だが、最後の最後
「君にあいたくて」の尋常ならざる切迫感に対して
それに続く「また明日を待ってる」が
なーんか能天気な歌い方で、腑に落ちん
ずっとそう思ってたんだけど
後に読んだ吉井さんのインタビューによると
実は「また明日を待ってる」の部分は
泣いちゃってうまく録れなかったため
別テイクなんだそうな
これが本当の玉に瑕だよ(泣)
で、今回の「JAM」は
まあええんでないかい
でも希望は幻の初回ワンテイクだな
音楽に限らず、絵にもそういうところがあるけど
最初のいたずら書きみたいなのが一番よかったりする
そういう点では、別アルバムだけど
「太陽が燃えている」のデモ版がダントツ
イントロだけで200%伝わるのびのび感
これが若さって奴ですか
あ、今回のベスト盤には新曲「ロザーナ」もついてるよ
けっこう耳にまとわりつく曲
なんだか12月の東京ドーム行きたくなってきたなあ