ハムサンド

是枝監督

パルムドールおめでとう

NHKでも

「万引き家族」のタイトルが連呼され

耳になじんでまいりました

そんな中でうっかり

「あばしり一家」

などと口走らないよう

声に出す前に

心の指差し点検

 

監督のキャリアを紹介する番組で

とかくスルーされがちな

「空気人形」

以前、友達に勧めたら

「やだ~!ダッチワイフが主人公の映画でしょ?」

嫌がられました

でも私は好きな作品

劇中で使われている

吉野弘の詩がいいんだよ

「誰も知らない」

辛すぎてもう二度と見ないような気がする

 

今日のお昼はハムサンド

これを食べると

2001年宇宙の旅」の

月面基地のシーンを思い出す

フロイド博士、ハムサンド食べようとしてたよな?

あれは宇宙食だから

フリーズドライを戻した奴だろうか

私のはスーパーのハムサンドで

工業製品っぽい仕上がり

ある意味、宇宙食に近い

それを外のベンチで食べた

誰だったか宇宙飛行士の人が

地球に帰還して

ロシアあたりの草原に着陸し

久々の地球の空気は

草の匂いが懐かしかった

みたいな事を言ってたけど

緑が当たり前みたいに周囲にあると

その匂いとか

わからんもんである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「SUKITA」

写真家 鋤田正義

といってもたぶん世間一般には

篠山紀信とか

アラーキーほどの知名度はなく

は?誰それ?

という反応になる人が多いだろうが

彼が撮影した

デヴィッド・ボウイマーク・ボラン

YMOイギー・ポップの写真を見れば

あ~、これ知ってる

という人がざっくざく

今年80歳になる自身のキャリアを振り返り

思い出の地を再訪し

被写体となった人々と語らう鋤田氏

なーんかただの好々爺にも見えるんだけど

その年齢にも拘らず

好奇心に富んだ

柔らかな魂の持ち主

彼が残してきた写真は「過去」ではなく

その時どきの「いま」で

だからいつまでたっても

古くならないのかもしれない

 

高校時代にお母さんを撮ったという

モノクロの写真はまるで

土門拳だよ

スタジオで撮影された

アーティストの写真もいいけれど

オフの時に見せる

寛いだ表情もいいですね

これはやっぱり信頼関係のなせるわざ

阪急に乗るボウイ

地上を走ってた頃の京津線を背にしたボウイ

古川商店街でお買い物のボウイ

茶室のイギー・ポップには笑ったわ

 

そろそろ引退して福岡に帰ろうかな

みたいな事を言ってたけど

まだまだ仕事してほしいもんだ

 

ところで

こういうドキュメンタリーでは

「あの時代は特別だった」的な表現を使い

暗黙のうちに「それに比べて今は」と

現在の閉塞状況だとか停滞感を

ほのめかす人がいたりするが

それはもしかして

「今」を生きている

己の怠慢ではなかろうか

後の世から見た「今」を

「特別」にするのは

現在の自分である

面白きこともなき世を面白く

せめてそういう

心づもりで

 

 

 

 

 

 

11でも13でもなく

秀樹の訃報に

動画チェック

懐かしの歌声を…

やはり音源はテレビ番組より

レコードがいいですね

それをヘッドホンで

昭和の歌謡曲

バックバンドの音も分厚いぜ

ヒデキ~!!

そうこうするうち

馬飼野康二つながりで

和田アキ子へ移行

「古い日記」もいいが

アルバム「Free Soul」がすごいことになってた

「真夏の夜の23時」とか

「悲しい歌」とか

軽く歌いこなしているように

聞こえるところが衝撃

その流れから

そうそうあの曲も聞いてみよう

映画「オーシャンズ11」か12か13・・・

曲ははっきり憶えてるのに

三つのうちどれか思い出せず

色々と試聴を繰り返し

オーシャンズ12」の

7/29/04 The Day Of であったことが判明

あーすっきりした

やっぱりホーンセクションの入ってる曲はいいね

サウンドに筋が一本通ってる感じがする

 

財布忘れた

朝、改札を抜ける前

なんか鞄が軽いような気がして

確かめると

財布がない

そういや昨日、別の鞄で…

しかし今更

取りに帰る時間なし

そのまま改札抜ける

本日必要な最低経費は

昼ごはん代

同僚に借りるかあ~

一瞬そう思ったものの

やはり借金は最後の手段と思い直し

財布とは別に持っていた

PiTaPaを使っておにぎり購入

これにて一件落着

電子マネー

滅多に使わないが

こうして徐々に

現金離れするのかも

 

ちなみに

お昼は外で

猫パトロールも忘れずに

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土曜出勤

GW明け

月曜から土曜まで

働いたよ

一日休んで

明日からまた出勤

六日働く週より

一日だけ休んだ後の五日勤務の方が

きついのである

 

「毎月第一土曜出勤」

という就労条件なら

五月は第一土曜が祝日だったので

休みだと思うでしょ?

違うよ

「第一土曜が祝日だったから第二土曜に出勤」

これが正解らしい

社員は生かさず殺さず

 

でも土曜に出社したら

出勤簿の5月12日には

斜線が引いてあったよ

そのまま帰ろうかと思った

作成者:社長夫人

しっかりしてくれ

 

昼休みに野生化した苺を発見

これが本当の石垣苺

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「1Q84」は108/1318ページまで進んだ

 

 

 

 

危険すぎる

通勤バス

停留所に到着

先に降りた娘さんが

私の少し前を歩く

うつむき加減なのは

スマホを見ているから

小雨模様の朝

カラスがひと仕事したらしく

歩道のあちこちに

ゴミが散乱

やだねえ全く

ふと前方を見ると

何だか得体の知れない

細長いものが落ちてる

長さ太さはウナギぐらいか

白く半透明でブヨブヨしていて

まるで大きな脂身みたい

上には黒い帯状のものが

皮のようについている

でも何だか判らない

それがいっそう不気味

踏まないように気をつけよう

そう思った瞬間

前を歩いてた娘さんが

踏んだ

ドクターマーチンの花柄みたいな

綺麗な靴が

謎の物体をぐにゅっと

うああああ!!!!

これは私の心の叫び

娘さんは

スマホに夢中なので

そのまま歩いてゆく

しばらく進んで

「ん?」という感じで

足元を見たが

再びスマホに集中

前へと進む

これでいいんだよねきっと

そう自分に言い聞かせる私

何故かこっちが涙目

敢えて言うよ

歩きスマホ

ダメ、絶対!

 

「狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ」

夫の浮気が発覚し

ブチ切れた妻が心を病む

妻の狂気に苛まれ

自らも極限まで追い詰められる夫

そして二人は一緒に精神病院へ

 

島尾敏雄私小説「死の棘」について

読んだことのない私は

大体こんな内容だと把握している

夫の浮気云々については

まあそう珍しくもないと

思ってしまうが

この夫婦の特殊なところは

かつて海軍の特攻隊長と

部隊が駐屯した島の娘として出会い

妻は戦後、本土との行き来を断たれた奄美から

親を捨てるようにして闇船に乗り

嫁いできたという過去にある

一度は死をも覚悟した二人の

結婚生活はしかし

戦時下の一種異様な高揚とは異なり

荒んだものとなった

 

夫の視点から書かれた「死の棘」

その中で嫉妬に荒れ狂う妻、ミホに焦点をあて

彼女の評伝として書かれた

梯久美子「狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ」(新潮社)

従来「ノロの家系に生まれた南の島の少女」として

神話的存在のように語られてきたミホ

この本はそんな彼女のイメージを解体し

等身大の女性として再構築する

その過程で見えてきたのは

創作と現実の境界を敢えて攪乱してしまう小説家の夫と

彼に苦しめられながらも

心の深い場所で相手の願望を察知し

狂気に憑りつかれた女に変貌してみせた妻という

唯一無二の男女の姿である

 

それにしてもこの夫婦

一つのネタで延々と何十年も

すごいよなあ

などと考えてしまうのだけれど

私は私小説というのが好きではなくて

その理由が

「へーそうなんだ」と思って読んでいると

「いやいやその部分は小説、創作ですから」という

逃げ、ともとれるご都合主義が混在し

すっきりしないのである

書いてる本人はそれでいいかしらんが

書かれた親族などは

「創作ですから」と主張する場が与えられず(たまに反撃もあるが)

世間からは「へーそうなんだ」と思われる

何とも不公平な話だ

まあしかし

私小説の一部は現在

エッセイ漫画という姿に

進化を遂げたのかもしれない

漫画になると「へーそうなんだ」も

「とはいえ漫画だから」で

あまり深刻に考えなくなるのが不思議である

 

ところで

先月入手した

ペーパーバックの「1Q84」

やはり分厚すぎるが

なんとか風呂で読んでて

現在68/1318ページ

とりあえず記録しとく