初・OSK@南座

縁あって

OSK日本歌劇団を見に南座

演目は歌劇「海神別荘」とレヴュー「STORM of APPLAUSE」

はっきり言って

そう期待してなかったんですが

よかったよ

特にねえ

男役トップの桐生麻耶さん

チラシの写真見た段階ですでに

存在感ありすぎ

実物は更にオーラが!

歌もよかったよ

で「海神別荘」ですが

これ、アニメの「サクラ大戦」とのコラボらしくて

でも不勉強な私は

サクラ大戦」知らんのですわ

ということで

あくまで泉鏡花原作の歌劇として見たけど

随所に出てくるオリジナルのテキストが

いやーもうダントツに美しかった

そして内容もなかなかに

現代に合ってるというか

これはSNSに翻弄される者への警告か?

と思わせるところもあり

面白かった

「夜叉が池」でもそうだけど

異界からの視点で

贄=犠牲者=弱者としての女性を媒介に

人間社会の欺瞞を指摘する

という構造になってまして

これを可能にしたのは

鏡花自身に揺るぎない価値観というか

己の美意識があったからであろうと

そういう点では

オスカー・ワイルドを連想したりもする

 

第二部のレヴューも楽しかったです

宝塚大劇場とはまた違う

コンパクトな南座という空間で

ミラーボールも回り

ラインダンスもあり

フィナーレでは皆さんが階段を降りてくる

そして幕が下り

鳴り止まぬ拍手に再び上がって

カーテンコールかと思いきや

団員さんたちは手に手に

桜色のパラソルを持っている

そしてOSKのテーマソングを歌い

(宝塚における「すみれのは~な~」か?)

ふと見ると

客席のコアなファンの手にも

小さな「桜パラソル」が!

これが本当のグランドフィナーレだった・・・

いいよねえ

こういう「お約束」って

 

さて

「海神別荘」の舞台は

太平洋ではなく

日本海であろうと

勝手に思ってるんだけど

実は私

劇団四季「リトル・マーメイド」のチケットを

押さえております

十月だけど

次はカリブ海・・・

楽しみじゃ

 

干からびていた

こないだ

梅雨のさなか

世間でも注意を喚起されている

夜間熱中症とやらに

なったみたいで

朝起きたら

め、めまいが

くるくるくるくる

じっとしてると収まるが

頭を動かすとヤバい

職場に休みの連絡を入れ

水飲んでひたすら眠り

ほんとうに丸一日ぐらい眠り

復活

そういえば前日あたりから

なんか口の中が塩辛いな~

とか

なんか足が重い

とか

あんまり水飲んでないな

とか

危険信号はあったのよ

先週は休みも少なかったからな

あまり暑くないこの時期

実は干からびていたということ

実際

手の甲をつまんでひっぱると

戻りが遅かった

今はちゃんと戻るのよ

あー怖い怖い

 

 

 

SWITCHとか大阪とか

ようやく梅雨入りしたと思ったら

もう7月じゃないの

九州じゃずいぶん降ってるようで

昨年のことなど思い出し

皆さんどうかご無事で

 

なんか色々忙しいうちにも

SWITCH7月号は届き

付録のポスターはちゃんと筒状に巻かれて無事

表紙の写真なのね

吉井さんとアニーが爆!な感じで

ヒーセはリラックスした笑顔

そしてエマちゃんはノーブルにポーズが決まってるという

ああ楽しげな

そして中味のロングインタビューも濃い!

なるほどねー、やっぱ今だから語れることもあるよねー

などと

頷きながら

もったいないので少しずつ

読んでいたのである

 

そして更に

芸術新潮7月号が萩尾望都特集ってことで

こちらも太っ腹にお買い上げ

表紙は贅沢にも描きおろしですが

これももったいないので

少しずつ

と思ったけど

ほぼ一気読みしてしまった

10日には「ポーの一族」の新刊が出るそうで

これを楽しみに・・・

 

さて先日読んだのが

中沢新一「大阪アースダイバー」講談社

アースダイバーというのは

ある地域の文化の成り立ちを

地理的構造から読み解く試みと理解したけれど

ざっくり言えば

元祖「ぶらタモリ」みたいなもんでしょうか

これを読んで

以前から大阪という土地に対して抱いてきた

さまざまな疑問につき

あらそうなんだ~と

いろいろ納得

もちろん恣意的に解釈した部分もあるだろうけれど

日々更新されてゆく大都市でありながら

意外なほど古い貌をあちこちに覗かせる

大阪の新たな魅力を発見

奈良や京都と違って

その古さはちょっと判りにくいのだけれど

残す努力をせずとも残ってしまうほどの

濃厚な古さ、とでも言おうか

 

そんな大阪の

霊場」の一つである石切に

ラドン温泉の湧くホテルがあるらしいんだけど

ここに泊まって

大阪平野を一望したくなってきた

なんといっても

パワースポットですし

 

 

21世紀のキングギドラ

ふと気づくと

ハリウッド版ゴジラ

続きが公開されてるではありませんか

というわけで

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

シネコンでの扱いを見るに

あんまり客入ってないな

パート2の宿命を垣間見たような気もしつつ

どうしても21世紀のスクリーンに復活した

キングギドラの雄姿を拝みたくて

劇場へ

 

話の流れとしては

前作見てなくても全くOK

でもって

人間ドラマは家族愛なんだか

マッドサイエンティスト系なんだか

迷走気味なのだけれど

そういう些末なことを吹き飛ばすべく

怪獣たちが暴れます

「あーちょっとしばらく休憩」

みたいなことは無視して

暴れます

 

それだけっちゃあ

それだけの映画

だが

暴れっぷりが半端なく

「よく壊してくれた」と

ねぎらいの言葉をかけたくなるほど

 

さて

ゴジラは相変わらず

元祖よりもムチっとした

哺乳類を思わせる体型

そして問題のキングギドラ

「いいね」を連打したくなるほど

いい動きしてました

三つある頭のうち

向かって右がなんか馬鹿で

ゼンジー北京の「レッドスネーク」的なところもあり

ただ、あの声で啼かなかったが

それは許容範囲ということで

 

更にラドン

やはりこいつは火山から出てこないとね

しかもやっぱり

若干の格下感

鳥でいえばトンビぐらいの

猛禽なんだが雑食性、といった

「お前にはポリシーというものがないのか!」

と思わせるキャラを

台詞なしで体現していた

 

あんまり期待していなかったモスラ

いつの間にか雲南省に生息していて

しかも「モスラのテーマ」とともに羽化

神々しい!

の割に

あまりにはかなく散ってしまった

不憫

 

キャストの目玉は

やはり渡辺謙だが

スーツに眼鏡姿でしゃべっていると

今にも「ハズキルーペ!」と言い出しそうで

なんかムズムズした

すかさずチャン・ツィイー

ハートマークを作りそうで・・・

そのチャン・ツィイー

双子だったという事に気づかず

なんかやたらあちこち出てんな~って

すまん

 

エンドロールは

元祖「ゴジラのテーマ」とか

色んな曲が楽しめて

よかったですね

モスラのテーマ」も

こってり聞かせてくれたし

歌詞がついてたら言うことなかったが

さすがに・・・

こちらは伊福部昭じゃなくて

古関裕而作曲で

伊福部作品のとんがった感じに比べると

時代の香りが馥郁と伝わってきます

 

数ある怪獣の中でも

やはりモスラは別格というか

南太平洋インファント島で

神とあがめられる姿で登場してほしかったが

ゴジラ」の誕生が核兵器と深くつながるのと同様

モスラ」はその源をたどれば南方戦線

我々の一方的な

「南方の楽園」幻想が生み出した生き物だと思う

東京タワーで繭つくったり

懐かしくはあるが

さらば旧モスラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タワレコさんありがとう

あの方が帰ってきた!

もう一年以上お目にかかってないのに

あたかも

ずっとここにいたよと

いわんばかりの

寛ぎぶりがよいですね

写真ぼけてるが

記録として

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さて

雑誌「SWITCH」2019年7月号は

特集 30th ANNIVERSARY THE YELLOW MONKEY

6月20日発売

予約特典でポスターもらえるというので

タワレコ オンラインストアにログイン

近所のセブンイレブンで受け取れるから

「9999」も

これで買いました

さあポチッと・・・

何?

今月は誕生月だから

500円のクーポンくれるって?

税込1080円が

580円に!

半端ないお得感

いやまだ届いてねーし

落ち着け私

 

それにしても大阪城ホールから

次に参戦する神戸まで

けっこう長い

福井-大阪が二週間という

短期間だったのが災いしてるよ

ここはひとつ

鯖江大阪城二日間の記憶を

70に分け

一日あたり1/70を消費してゆく形で

なんとかしのぐか

でも今少しだけ

7月の広島に心が動いてます

20日は完売だけど、21日はチケットまだあるみたい

日曜なのよね

新幹線、夜行バス、翌日半休

無理じゃーないし

ああいかんいかん

 

 

 

 

 

 

「獣でなぜ悪い」

園子温という映画監督の作品を

一本も見たことがないくせに

インタビューなんか読んでると

面白い人だ、と思うので

読んでみました

「獣でなぜ悪い」(文藝春秋

腰巻には「R-18の自由論」とある通り

自由について語った本だけど

やっぱり映画監督になる人は業が深いというか

一筋縄ではいかんのう

私はどうも

俳優などの

見た目重視の男性は

「あーはいはい」という感じで

たとえ気に入ったとしてもそれは

「あの作品のあの役」がよかっただけで

「俳優A」を追いかけようという気には

とんとならんのですが

どうやらそれが

園監督いうところの

「アデル力」なるものに関係あるようで

要するに人の「中味を問う」という事らしい

 

まあそんなに目新しい「自由論」ではなくて

フェミニズムの本など読んでいれば

幾度かは目にしているであろう

日本社会における女性の位置づけの偏りを指摘しつつ

もっと自分の頭で考え

それを行動に移せと

ざっくりいえばそんな感じ

 

彼がこういう考えを持つに至った理由は

家庭環境に負うところが多そうで

「閉じた辞書」みたいな父親と

自己を押し殺し続けた母親

ふつうそういう両親だと

子供はなーんか陰にこもりそうだが

ブラックホール転じてビッグバンみたいに

爆発しちゃったのだな

若い頃の過激なエピソードには笑った

やっぱり映画監督という人種は面白い

 

 

 

 

 

 

 

雨も止み大阪城ホール二日め

ありがたい事だよ

ライブの翌日が土曜な上に

夕方にはまたライブ

その合間もなーんかそわそわして

結局掃除と洗濯ぐらいしかせず

京橋へと繰り出す

 

OBPに向かう通路に

ゲリラ闇物販的なスタンドがあり

ちら見するとこれが

氷川きよしばっか

何故だ?と思っていたら

我々が到着する少し前に

ツイン21で氷川きよし

新曲のお披露目をやってたらしい

ちょっと見てみたかったねえ

道理でマダム感のある人が

大勢歩いてたわけだ

なので

お茶でも飲んで一服しようとしたら

そちらの方々が一足先に

ケーキとか食べ尽くしてて

ちょっと残念な事に

 

さて

今日は早いよ

16時開場17時開演

明日の城ホールはプロレスらしく

開場設営が押してるのではないか?

という噂も鑑みつつ会場へ

ふふふ

今日はいい席だよ

ステージ下手脇(つまりヒーセ側)スタンド前方

着席してあらためて「近っ!!」を実感

否応なく高まる期待

会場の皆さんも

昨日より盛り上がってます

 

というわけで明るいうちから手拍子が鳴り響き

照明が落ちたら

「天道虫」からスタート

この選曲は絶妙

大阪の聴衆はこの時点で

PVで雀卓囲んでた台湾のおじさんみたいに

「今日はやるでぇぇえ」と

殺気だっていたのである

いいガス抜きになりました

続いて「ALRIGHT」で

再結成当時の喜びを思い出し

「Love Communication」は

久しく聞いてないけど

歌詞が自動再生されてしまう懐かしさ

そして

やっぱこの席は歴代最高だあー

肉眼で四人プラス鶴ちゃんの姿が

全身はっきり拝めるぜ

横からだけど

さらに

来た!ヒーセ来た!

な感じでこっちまで接近してくれると

近い!

目測何メートルなんだか

伊能忠敬に聞いてみんとわからんが

ああもうこの近さで拝めるのは

多分一生あるまい

そのくらいの至近距離

ヒーセがファンに向けてくれる笑顔は

慈愛に満ちていて

イエモンにこの方がいてくれてよかった

としみじみ思うのである

続いて「9999」より「Love Homme」

今まで♤♢ときて、♡の本日も

皆勤賞で歌ってる

ちょっと妖しい感じがいいね

そしてあのイントロが始まり

「楽園」です

声も出てるし

余裕だな

浸りきっていると

最後でマイクにトラブル発生らしき異音

速攻で別のマイクに持ち替えたんだけど

次に始まった「Love Sauce」

声が入ってないよ

あとのメンバーは演奏続けてるんだが

どうする吉井さん・・・

と思ったが

ご安心ください

切り抜けて歌っております

珍しい曲なだけに

残念は残念なんだけど

むしろこのアクシデントを

何事もなかったかのように

Show Must Go Onな四人(と鶴ちゃん)の姿に

感動したよ

さてお次は「Stars」

これもライブで聴くと良いなあ

そして懐かしや「パール」

解散前の頃など少し思い出したりして

名曲だけど

なーんか胸のキリキリする曲ですね

そこから「Changes Far Away」で

2019年というか

令和元年に戻る

「SO YOUNG」で

またしても過去へ

レッサーパンダの姿も脳裏をよぎりつつ

じっくり聴いてしまったよ

十五年分の厚みを増した

出色の仕上がり

そして今日もまた

ジャコウネコの足音が聞こえてきたら

「Balloon Balloon」

この曲も三度目だけど

聴くたびに中毒性が・・・

体内になんか蓄積されてるよ

と、次の曲は

懐かしや「追憶のマーメイド」

この歌詞も脳より身体が憶えてる感じで

何なんでしょうねえ一体

年とったら音楽療法か何かで

聞かせてほしいものよ

さて

「Titta Titta」で軽くリセットし

「LOVE LOVE SHOW」に突入

ステージ脇の花道を存分に駆け回る吉井さん

でも残念ながら上手側なのよ

と思ってたら

こっちに来たよエマちゃんが!

「エマちゃん@%&$#~!!」と

皆、嬉しさのあまり意味不明な悲鳴

投げキッスで答えてくれるエマちゃん

この後吉井さんと花道でぴったり寄り添い

いい画を見せてくれました

で、興奮さめやらぬまま

「SUCK OF LIFE」

いつもながら思う

吉井さんのマイクスタンド回しはもう

鏡獅子みたいな

伝統芸能の域に達してるな

最後は思い切り引っ張ってから

安定の「I don't Know」で

前半戦終了

 

さてアンコールは

意外な感じか

「Horizon」で始まる

ようやくこれ聴いても

涙腺が緩まなくなってきた

と思ったが

若干やばい

そして♧♢と続いた「バラ色の日々」を今回も

朝までずっと演奏してくれい

と思いながら

ふとステージ後方を見ると

で、電飾が控えてる

これは・・・と思ううち

「暁に~」の声とともに

「悲しきASIAN BOY」

来るぞ!火薬が!近いぞ!と

警戒してたら

予想をはるかに上回る音と炎が目の前で炸裂!

ああたまげた

ちなみに昨日は横一列だった電飾が

今日はおなじみの三列編成に

こういう事ができるんですね

今回のツアーは照明も効果的だし

舞台装置がいい仕事をしてます

はっ!

火薬で遠のいた意識から我に返ると

来た!ついに吉井さんがこっちに!

!!!叫叫叫腕腕腕手手手手叫叫!!!

てな感じで周囲一帯錯乱状態

最前列の方々は触れたようだ

かっこいいねえ

吉井さんの投げキッスは

と思ったらお約束の匍匐前進も近くで見れて

堪能したよ

場内全員が暴れ過ぎてハアハアなったところで

メンバー紹介の後

「この恋のかけら」で

しっとりと〆る

ああでも今日土曜だし

時間まだ早いし

もうちょっと歌ってくれんか?

などという我々の願いを後に

昨日よりもあっさりと

四人はステージから去りました

なので

アニーの姿をあんまり近くで見ることができず

残念だったわ

カナブンみたいにメタリックな緑色のパンツだったのに

ちなみに吉井さんは

柄シャツとスタッズのきれいな黒ジャケット

ヒーセはザ・ヒーセな感じの

フリンジいっぱいのジャケット

義経千本桜の狐のようでもある

 

というわけで

夢のような大阪城ホール二日間が終了

曲数よりも内容の密度で勝負

堂々の貫禄だったなあ

これからしばらく

私は抜け殻になりますが

八月の神戸を心の支えに生きてゆきます